ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

娘3人による土地相続を巡る放火事件、殺人容疑で刑事立件

2022/11/07 15:45 JST配信
(C)vnexpress
(C)vnexpress 写真の拡大.

 北部紅河デルタ地方フンイエン省イエンミー郡チュンホア村(xa Trung Hoa, huyen Yen My)で10月30日午前10時ごろ、娘3人が実家にガソリンを撒いて火をつけ、自身らと実母の4人が火傷を負った事件で、同省警察は4日、刑事事件として立件し、娘らを殺人容疑で捜査することを明らかにした。

 刑事法第123条に触れて殺人容疑で捜査を受けるのは、◇ドー・ティ・ディン容疑者(40歳・長女)、◇ドー・ティ・ディエム容疑者(34歳・次女)、◇ドー・ティ・ドゥア容疑者(32歳・三女)の3人。

 事件の発端は土地相続争いとされている。同村に住むV・T・Dさん(女性・61歳)夫婦には、前述の娘3人と息子1人(36歳・長男)の計4人の子供がいる。娘3人はいずれも結婚し、別居している。

 Dさん夫婦は、村の幹線道路に面する土地と家屋、さらに路地裏の土地と家屋の2つの物件を所有しているが、夫は遺言を残さずに亡くなってしまった。Dさんは、幹線道路に面する家屋は自分と息子が使用・所有することとし、路地裏にある家屋を娘3人で分割する形で財産を分けたが、娘3人はこれを不服として幹線道路に面する土地の一部の所有権を求めていた。

 事件当日、娘3人はガソリンの入った容器を用意し、実家を訪問。口論の最中に次女のディエム容疑者が居間にガソリンを撒いて火をつけた。これにより、Dさん、長女、次女の計3人が重度の火傷、三女のドゥア容疑者も軽度の火傷を負い、ハノイ市の国立火傷病院に救急搬送された。息子のD・V・Dさんも現場にいたが、怪我はなかった。

 なお、民事法によると、父親または母親の財産について、被相続人が遺言を残して亡くなった場合、遺言書に従わなければならず、子供に相続が認められなかった場合でも相続を求める権利はない。ただし、被相続人の未成年の子供、父・母、夫・妻、労働能力を有さない成人した子供については、遺言書の内容にかかわらず、それぞれの法定相続人が受け取る財産の3分の2に相当する財産を相続する権利があると規定されている。

 また、被相続人が遺言を残さずに亡くなってしまった場合は、第1順位の相続人(被相続人の夫・妻、実父・実母、養父・養母、実子・養子)の間で均等に分割する。第1順位の相続人がいない、または相続を辞退した場合は、第2順位の相続人(被相続人の祖父母や兄弟など)の間で、第2順位の相続人がいない、または相続を辞退した場合は、第3順位の相続人(被相続人の曽祖父・曽祖母や伯父・伯母、叔父・叔母など)の間でそれぞれ均等に分割することになっている。

[VnExpress 11:01 04/11/2022 / Tuoi Tre 10:45 04/11/2022 / Vietnamnet 10:20 02/11/2022 U].  © Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
フィリピンに「ゴールデンブリッジ」?酷似した橋がまた出現 (10:22)

 フィリピンで建設中の橋が、ベトナムの南中部地方ダナン市にある「ゴールデンブリッジ」によく似ているとして、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で議論を呼んでいる。  フィリピンのベンゲット...

26年に訪れるべき52の旅行先にベトナム選出、日本から長崎と沖縄 (9:06)

 米ニューヨーク・タイムズ紙はこのほど、「2026年に訪れるべき52の旅行先(52 Places to Go in 2026)」を発表した。  同ランキングは、同紙が毎年発表しているもの。世界中の記者たちの推薦などで目的地を選...

イオンモール、ドンナイ省に初出店 ベトナム11号店 (16日)

 イオンモール株式会社(千葉県千葉市)は、東南部地方ドンナイ省チャンビエン街区にイオンモールのベトナム11号店となる「イオンモール・チャンビエン(AEON MALL Tran Bien)」を出店する。  敷地面積は約10万...

世界のベトナム人街を訪ねて【ヤンゴン編・後編】 (11日)

(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。) 【ロンドン編】はこちら 【パリ編】は

ビンファスト、電動バイク4車種投入 電池交換網も本格展開 (16日)

 不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)はこのほど、電動バイクの新モデル4車種を発表した。

ベトナム企業の半数以上がサイバー攻撃被害に、標的型攻撃が主流 (16日)

 国家サイバーセキュリティ協会(NCA)は、ベトナムにおける2025年のサイバーセキュリティ状況に関する調査報告を発表した。同調査は、NCAが2025年12月に5300の機関・組織・企業を対象として実施したもの。  ...

世銀、ベトナムの26年GDP成長率予想+6.3%に上方修正 (16日)

 世界銀行(WB)は、東アジア・太平洋地域(EAP)に関する最新の経済見通しの中で、2026年におけるベトナムの国内総生産(GDP)成長率予想を、従来の+6.1%から+6.3%へと上方修正した。2027年のGDP成長率は+6.7%とな...

ロンタイン空港第2期、ベトナム空港社を投資主に指定 (16日)

 建設省は、東南部地方ドンナイ省のロンタイン国際空港プロジェクト第2期について、ベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)を投資主に指定した。  

保健省食品安全局の巨額贈収賄事件、元局長に禁固20年の判決 (16日)

 ハノイ市人民裁判所は14日、保健省傘下の食品安全局での巨額贈収賄事件で、被告55人に有罪判決を下した。  この事件では、同局の元幹部らが2018年から2025年にかけて企業から賄賂を受け取って分け合い、偽...

ホーチミンとドンナイ省で大規模インフラ複数着工、メトロや橋など (16日)

 ホーチミン市と、同市に隣接する東南部地方ドンナイ省で15日、複数の大規模インフラ事業が着工された。これらの事業は、第14回共産党全国大会を記念する重点プロジェクトで、ホーチミン市の成長基盤を強化する...

ハノイ・メトロ、25年の利用者数約2068万人 計画超え (16日)

 ハノイ市都市鉄道(メトロ)2A号線(カットリン~ハドン区間)および3号線(ニョン~ハノイ駅区間)を運営するハノイ・メトロ(Hanoi Metro)は14日、2025年の利用者数が2068万人に達し、通年計画を7.13%上回ったと発...

「ベトナムフェスティバル2026大阪」、大阪城公園で3月開催 (16日)

 「ベトナムフェスティバル2026大阪」が、3月7日(土)・8日(日)の両日に大阪・大阪城公園太陽の広場で開催される。  同フェスティバルは、日本とベトナムの友好関係を背景に、子どもや大人、若者、家族連れな...

ダナン:ステーブルコインUSDTとベトナムドンの交換試行、国内初 (16日)

 南中部地方ダナン市人民委員会は、最も代表的かつ利用率が高いステーブルコインであるUSDTと法定通貨のベトナムドン(VND)の交換に関する試行事業を認可した。  ステーブルコインは、価値が安定するよう設計...

マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使に友好勲章を授与 (16日)

 レ・ホアイ・チュン外相は13日、ルオン・クオン国家主席の代理として、マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使に対し、ベトナムが外国人に授与する最高位の勲章である「友好勲章」を授与した。ナッパー氏は大使の...

「病畜の肉」大量流通事件、老舗缶詰メーカー社長を逮捕 (16日)

 北部で「病畜の肉」の販売ルートが摘発された事件に関連し、北部紅河デルタ地方ハイフォン市警察は裏付け捜査を経て、老舗缶詰メーカーであるハロン缶詰食品[CAN](Halong Canned Fo

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved