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- 男性客がメトロ1号線の車内で懸垂
- SNSで「不快」と批判の的に
- 運行会社が警察当局の介入を要請
国内初の地下鉄として昨年末に開通したホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)だが、乗客のマナー違反が度々話題となっている。
1月24日には、若い男性が天井の手すりにぶら下がって懸垂する姿を映した動画がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿され、コメント欄には「不愉快」、「危険」など批判の声が殺到した。
同市都市鉄道(メトロ)1号線有限会社(HURC1)は、他の乗客の迷惑となる男性の行為を問題視しており、当局の介入を要請。同社によると、この男性はベンタイン~スオイティエン間を走る1401号と、スオイティエン~ベンタイン間を走る1602号で、何度も迷惑行為を繰り返したとのこと。
同社は、車両の天井に設置された手すりやスタンションポールにつかまって運動する行為について、本人の安全を脅かすだけでなく、混雑した車内では他の乗客の迷惑となるため、やめるよう呼びかけている。
今回の迷惑行為は、公共秩序を乱す行為について定めた政令第144号/2021/ND-CP第7条の違反行為に該当し、違反の度合いによって行政処分や刑事処分が下される可能性があるという。
メトロ1号線ではこの他、ホームドアや車両のドアが閉まるのを妨げる、「黄色い線」を越える、列に並ばない、エレベーターを目的外で利用するなどの行為や、駅構内への飲食物持ち込み規則違反、ホームでペットを放つ、トイレを自宅シャワールームかのように利用するといった迷惑行為が散見され問題となっている。