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- 第7代皇帝レ・トゥック・トンの廟
- 中国語設定の携帯電話や身分証を発見
- クアンニン省警察と連携、中国人2人逮捕
北中部地方タインホア省文化遺産保存・歴史研究センターは7日、ラムキン(Lam Kinh)特別国家級遺跡群に属する後黎(レ)朝(1532~1789年)第7代皇帝レ・トゥック・トン(黎粛宗、在位1504~1505年)の廟が荒らされた事件について、省警察が捜査中であることを明らかにした。
3日夜、同センターの職員が同廟に荒らされた形跡を発見した。現場には、中国語設定の携帯電話1台、中国人とみられる人物の身分証明書数点、地中に埋まっている物を探すための鉄製の道具が残されており、同センターが省警察に通報した。
省警察はその後、容疑者2人が中国へ逃げる可能性があるとして、中国と国境を接する東北部地方クアンニン省警察に連絡。翌4日14時15分ごろ、クアンニン省警察が40代の中国人2人を逮捕した。いずれも中国・広西チワン族自治区の住民で、容疑者らは捜査のためタインホア省警察に引き渡された。