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- ハノイ市で23年に違法ポーカー賭博場摘発
- 元締めのベトナム人2人は禁固6年
- 外国人被告5人は禁固2年~禁固3年6か月
ハノイ市で2023年10月に違法ポーカー賭博場「ルーカス・パレス・クラブ(Lucas Palace Club)」が摘発された事件で、同市人民裁判所は15日、63人の被告に有罪判決を下した。
チャン・スアン・ミン被告(男・35歳)とダオ・アイン・ズン被告(男・33歳)の元締め2人が賭博開帳罪に問われ、それぞれ禁固6年の判決を言い渡された。
他の被告らは、執行猶予付き禁固1年8か月~禁固3年6か月の判決だった。これには、韓国、日本、中国、台湾の計5人の外国人も含まれる。外国人の被告らはいずれも賭博罪に問われ、刑期満了後に強制送還される。
韓国人のK・B・C被告は禁固3年6か月、同じく韓国人のL・D・H被告は禁固2年6か月、日本人のH・N被告と中国人のL・Y・C被告、台湾人のT・T・H被告はそれぞれ禁固2年の判決だった。
K・B・C被告は、賭博に10回参加し、1回につき少ない時で8000万VND(約44万7000円)、多い時で3億0100万VND(約168万円)を賭けた。L・D・H被告は6回参加し、最も多い賭け金は1億8000万VND(約101万円)だった。残りの外国人の被告3人は、それぞれ1~3回参加した。
同事件では、2019年に設立されたTPTハノイサービス(TPT Hanoi Service)が、マックタイトー(Mac Thai To)通りにある住宅を賃借し、2022年3月から「ルーカス・パレス・クラブ」を運営し、違法ポーカー賭博を開帳していた。
違法賭博の開帳による利益は28億VND(約1560万円)で、元締め2人が受け取っていた。ポーカートーナメントに参加して賞品を獲得する、またはポーカー形式の賭博に参加するには会員登録が必要で、クラブは摘発されるまでに数千人もの会員を集めていた。