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- ハイズオン省とハイフォン市は7月に合併
- 旧ハイズオン省公務員らの通勤列車を運行
- ベトナム鉄道総公社が9/22から試験運行
ベトナム鉄道総公社(Vietnam Railways=VNR)によると、北部紅河デルタ地方ハイフォン市で働く幹部、公務員、労働者ら約300人は9月22日から毎日の通勤に列車を利用する。VNRが試験的に通勤用の車両を運行するという。
これは、今年7月1日の行政区再編により、ハイズオン省がハイフォン市に吸収合併されたことに伴うもので、旧ハイズオン省の幹部、公務員らの通勤用に運行される。VNRは「HP15号」と「HP16号」を運行。列車は5~8両編成で、1車両あたりの座席数は64席となっている。
所要時間は約1時間15分で、出発時間は行きのハイズオン駅発が午前6時、ハイフォン駅着が午前7時10分。一方、帰りのハイフォン駅発が午後5時5分、ハイズオン駅着が午後6時20分となっている。
運賃は片道5万5000VND(約310円)で、当日の往復チケットを購入した場合、20%の割引運賃が適用される。団体チケットは4人分購入で3人分の運賃、8人分購入で6人分の運賃で乗車できる。なお、ハイフォン市は乗客の利便性向上に向けて、駅から職場までの送迎バスも運行する方針だ。