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- ベトナムは「標準的」英語力グループに復帰
- 日本は123か国・地域中96位で過去最低を更新
- 日本は「非常に低い英語力」グループに転落
スイスに本部を置くグローバル教育機関イー・エフ・エデュケーション・ファースト(EF Education First)は19日、「EF英語能力指数2025(EF EPI 2025)」を発表した。ベトナムは800ポイント中500ポイントで世界123か国・地域中64位となった。前年は498ポイントだったため、わずかにポイントが上昇した。
EF EPIは123か国・地域で220万人以上の成人を対象に実施された世界最大規模の英語能力ランキングで、政府や大学、企業にとって人材評価の重要な指標となっている。
アジア地域では、ベトナムは25か国・地域中7位だった。トップはマレーシアの581ポイント(世界24位)で、2位はフィリピンの569ポイント(同28位)、3位は香港の538ポイント(同39位)だった。
ベトナム国内の都市別で見ると、英語力が最も高かったのはハノイ市の532ポイント。次いで、南中部地方カインホア省ニャチャン街区(517ポイント)、南中部地方ダナン市(509ポイント)と続いた。
26~30歳の若年層は平均544ポイントで最も英語力が高く、若い世代における国際対応力の向上がうかがえた。ただし、4技能の獲得ポイントをみてみると、◇読む:522ポイント、◇書く:508ポイント、◇聞く:470ポイント、◇話す:461ポイントとなっており、全体的に会話が苦手という特徴が見て取れた。
同機関の調査によると、英語力とAI活用能力は世界の労働市場で戦略的に重要なスキルであり、ベトナムは2030年までにAI研究・開発・応用で世界50位以内、東南アジア上位4位を目指している。
なお、日本は800ポイント中446ポイントで世界123か国・地域中96位、アジア25か国・地域中18番手となった。EF EPIの英語力の分類では、500ポイント以上が「標準的」英語力グループに分類され、日本は450ポイント未満の「非常に低い」英語力グループに入っている。
日本は調査開始から数年は「標準的」英語力グループに入っていたが、2016年以降は「低い」英語力グループに転落。昨年は世界92位だったが、「非常に低い」英語力グループに転落した今年は世界96位に後退し、過去最低を更新した。
世界トップ3は、1位オランダ(624ポイント)、2位クロアチア(617ポイント)、3位オーストリア(616ポイント)だった。
・ ベトナムの英語力は世界63位、日本は92位で過去最低を更新 (2024/11/15)

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