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- 最高人民検察院が起訴状発行、29人起訴
- 15~23年に1万超から総額約450億円詐取
- 近く開かれる裁判に出廷予定
イーグループ(Egroup)とその系列企業における詐欺・資産横領事件で、最高人民検察院は起訴状を発行した。同事件では、29人が詐欺・資産横領罪や贈賄罪、収賄罪などで起訴された。
起訴状によると、イーグループの会長 兼 社長であるグエン・ゴック・トゥイ被告(男・43歳)が主犯格として特定され、詐欺・資産横領罪および贈賄罪で起訴された。詐欺・資産横領罪は刑事法第174条第4項a号に抵触し、最高刑は終身刑となっている。
トゥイ被告らは2014年から摘発されるまでの期間に、資本金および発行株式数を水増しし、イーグループの資本金を320億VND(約1億8900万円)から9625億VND(約57億円)へと虚偽に引き上げ、投資家を騙して株式を購入させた。
これらの手口により、被告らは2015~2023年の期間に、1万0063人から総額7兆6770億VND(約450億円)を詐取したとされる。
調達した資金は債務返済や私的流用、イーグループのエコシステムの事業継続に充当していた。
被告らはハノイ市人民裁判所で近く開かれる裁判に出廷する予定だ。
トゥイ被告は、エーパックス投資ホールディングス[IBC](Apax Holdings)の会長も務めていた。
IBCは英語学校「エーパックス・リーダーズ(Apax Leaders)」の運営会社として知られている。同校は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を理由にオンライン授業を行うとしていたが、たびたび授業を休講にした。
コロナ収束後は一時的に対面授業を再開したものの、その後も休講が続いた。保護者らは同校に対し、授業料の返還を求めたが、同社は今もなお授業料を十分に払い戻していない。なお、イーグループはIBCの大口株主となっている。
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