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南中部地方ダナン市は、ベトナムで初めて病院外救急に位置情報サービス「ワットスリーワーズ(what3words)」を導入した。これにより、救急要請者は3つの単語を伝えるだけで、正確な位置を救急センターに知らせることが可能になった。
ワットスリーワーズは、世界中を3m四方に区切り、それぞれのマス目に固有の3つの単語の組み合わせを割り当てることによって、正確な位置情報を簡単に伝えることを可能とするテクノロジーだ。
同市115救急センターの担当者によると、利用者は専用アプリをダウンロードする必要はなく、ウェブブラウザから直接アクセスできる。システムが現在地に対応する3つの単語を表示し、それを115番のオペレーターに伝える仕組みだ。
これにより、ビーチや山道、入り組んだ路地など、具体的な住所を持たない場所や口頭での説明が難しい場所でも、迅速かつ正確に位置を特定できる。
従来は、通報者が提供する地名やグーグルマップ(Google Maps)、アップルマップ(Apple Maps)などの地図アプリ、あるいは周辺環境の説明に頼っていた。しかし、通報者が住所を覚えていない場合や、土地勘のない観光客の場合、位置の特定に時間がかかるという課題があった。
ワットスリーワーズは世界中を3m四方のエリアに分割し、それぞれに固有の3つの単語を割り当てているため、この課題を解決する手段として期待されている。
ダナン市保健局は、同市人民委員会との直近の会議において、病院外救急におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を強調した。同局は、ダナン市がベトナムで初めてこの技術を救急活動に適用し、住所のない地域でも迅速な救急隊の派遣に役立っていると評価している。
・ ビンファスト、位置情報「what3words」を自社製EVに搭載 (2023/10/25)

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