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北部紅河デルタ地方ハイフォン市でこのほど開催された「2026年全国報道フォーラム」において、ベトナム記者協会(Vietnam Journalists Association=VJA)は、国内の報道機関における人工知能(AI)活用のための職業的基準を方向付ける「ジャーナリズム活動におけるAI利用の10のルール」を公表した。
ベトナム共産党中央執行委員でベトナム共産党機関紙「ニャンザン(人民)」編集長、中央宣伝教育・国民運動副委員長、同協会会長を務めるレ・クオック・ミン氏によると、このルールの制定は、報道機関がAIの利点を効果的に活用することを支援すると同時に、デジタルメディア環境における職業原則、報道倫理、社会的責任を確保することを目的としている。
公表された10のルール
公表されたルールの内容は以下の通り。
1.AIは技術的支援ツールであり、ジャーナリストに取って代わるものではない。
2.AIを情報源と見なさない。
3.AIが生成したコンテンツを原文のまま掲載しない。
4.偽情報を作成または拡散しない。
5.ディープフェイクやなりすましを作成するためにAIを使用しない。
6.情報源と個人データを保護する。
7.著作権を尊重する。
8.AIを使用する際は透明性を保つ。
9.機微なコンテンツは多層的に検証する。
10.法律と方向性を遵守する。
なお、同フォーラムでは、情報爆発の時代における報道の価値保護や、AIによる著作権問題などが議論された。参加者らは、AIと自動化への投資が労働生産性や品質向上のための最優先事項の一つであるとする一方、AI利用におけるジャーナリストの責任や倫理が、メディアの最大の財産である社会的信頼を築く鍵になると強調した。
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