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ハノイ市建設局は24日、市内の公共交通ネットワーク全体で相互利用が可能な電子チケットシステムを25日から運用開始すると発表した。同システムの導入により、発券から決済までのプロセスが完全にデジタル化され、公共交通の利便性向上や管理の効率化が期待される。
利用者向け機能と運賃計算の自動化
乗客は、交通カードのほか、スマートフォン上のバーチャルカードや銀行カード、決済アプリを通じたQRコードなど、多様な方法で運賃を支払うことができる。また、チケットの登録や購入、更新はオンラインで完結する。運賃は実際の乗車距離に応じて自動計算され、降車時に差額が返金される仕組みだ。さらに、60歳以上の高齢者は身分証明書を使用するだけで認証が可能となる。
環状1号線内での移動については、同市人民評議会の決議に基づき、2026年7月1日から2027年6月30日までの期間、バスの運賃が無料となる。
管理・運営体制のデジタル化と今後の展望
新システムにより、同市交通管制センターは単一のプラットフォーム上で運行スケジュールの設定や監視を一元管理できるようになり、データはリアルタイムで更新される。
運送会社にとっても、売上照合などの検収プロセスが完全電子化され、従来の月次から日次ベースへと短縮されることで、業務の透明性と効率性が高まる。今後は、都市鉄道(メトロ)やシェアサイクル、配車サービス、南北統一鉄道、航空など、他の交通手段や移動サービスとも接続領域を拡大し、市民にとってより近代的な交通網を構築していく方針だ。
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