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SEA Games 2019、サッカーベトナム代表は男女ともに宿敵タイと同組に

2019/10/16 03:47 JST配信

 第30回東南アジア競技大会(SEA Games 2019)の大会実行委員会はフィリピン・マニラで10月15日、サッカー競技の男子・女子のグループリーグ組み分け抽選会を開催した。SEA Gamesは“東南アジアのオリンピック”と称されるスポーツの祭典で、中でもサッカーは各国ファンが熱狂する花形競技で大変な盛り上がりを見せる。

 前回大会でグループリーグ敗退という過去最低の成績に終わった男子ベトナムは事前のポット分けでポット3に入っており、抽選前から厳しい組み分けになると予想されていたが、前回王者タイ、相性の悪いインドネシアと同組というやや難しめのグループに入った。男子の抽選結果は以下の通り。

A組:フィリピン(開催国)、マレーシア、ミャンマー、カンボジア、東ティモール
B組:タイ(前回王者)、インドネシア、ベトナム、ラオス、シンガポール、ブルネイ


 今大会の男子サッカーは1997年1月1日以降の生まれの選手でメンバーが構成され、オーバーエイジは最大2人まで。U-22+2というチーム編成。但し、オーバーエイジを使うかどうかは各チームの決定に委ねる。

 1回総当たりのグループリーグは11月25日から12月5日まで行われ、12月7日からベスト4による準決勝を実施。決勝戦と3位決定戦は12月10日に開催する。注目すべき点としては、今大会の会場となる3つのスタジアム(Memorial、UMAK、Binan)はいずれもベトナム人選手にとって不慣れな人工芝であるということがある。

 また、ベトナム女子代表(ゴールデンガールズ)が前回大会で優勝した女子サッカーのグループリーグ組み分けは以下の通り。こちらも男子同様にベトナムとタイ、インドネシアがグループリーグで同居する結果となった。

A組:フィリピン(開催国)、ミャンマー、マレーシア
B組:ベトナム(前回女王)、タイ、インドネシア


 女子サッカーは年齢制限なしのフル代表でメンバーを構成。1回総当たりのグループリーグは11月28日から12月4日まで行われ、ベスト4による準決勝を12月6日に実施。決勝戦と3位決定戦は12月9日に開催する。

 なお、男子と女子のフットサルについては、開催国フィリピンが正式種目から除外したため、今年のSEA Gamesでは実施しないことになった。

 抽選会に出席したベトナムサッカー連盟(VFF)のレ・ホアイ・アイン事務局長は組み分け結果について、「グループBに入った男子は、タイ、インドネシアとの三つ巴になる可能性が高い。今のU-22代表の実力なら十分に首位突破を狙えるだろう。女子も男子同様にタイとインドネシアと同組になったが、女子は決勝に進出できると信じている。」と語った。

記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+

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