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- タイ・韓国に続く3度目の海外挑戦
- 新天地はSVリーグ岡山シーガルズ
- 184cmのミドルブロッカー
ドゥックザン・ケミカル所属のバレーボール女子ベトナム代表チャン・ティ・ビック・トゥイ(24歳)は、SV.LEAGUEの岡山シーガルズに期限付き移籍する見通しだ。同選手は184cmの長身で、国内最高のミドルブロッカーと称されている。
バレーボール女子世界選手権2025にベトナム代表として出場した同選手は、9月に渡日して岡山シーガルズのトライアルに参加し、コーチ陣にその才能が評価された。同選手は岡山シーガルズとの間で契約を結んだが、ベトナム女子バレーボール選手権2025シーズン後期が終了するまではドゥックザン・ケミカルでプレーを続け、シーズン終了後に岡山シーガルズに入団する予定だ。
SV.LEAGUEの外国人選手は、アウトサイドヒッターやオポジットのポジションの選手が多く、ミドルブロッカーは珍しい。今回の契約により、同選手は日本でプレーする史上初のベトナム人ミドルブロッカーとなる。なお、今季のSV.LEAGUEでは同選手のほかに、アウトサイドヒッターのチャン・ティ・タイン・トゥイ(27歳、通称ティティ、4T)が群馬グリーンウイングスに所属している。
チャン・ティ・ビック・トゥイは過去に、タイと韓国のチームでもプレーした経験がある。エアフォース・ウーマンに所属した2018-2019シーズンは、タイリーグ最優秀ミドルブロッカーに選出された。