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農林水産省が公表した2026年7月の米の需給見通しに関する資料によると、訪日外国人の増加に伴いインバウンド向けの米需要が拡大していることが明らかになった。国籍別に見ると、ベトナムからの訪日客の消費量が最も多いことがわかった。
同省は需要推計の精度向上のため、2025年度に訪日客を対象としたアンケート調査などを実施した。その結果、寿司などの外食に加えて、おにぎりや巻きずしなどのテイクアウト利用も多く、1人1泊当たりのごはん消費量は14か国の平均で570g(精米換算251g)と推定された。従来の推計値である354g(精米換算156g)から大幅に上方修正されている。
国籍別の1人1泊当たりのごはん消費量を見ると、ベトナムが718gで14か国中最多となった。次いでインドネシアが714g、フィリピンが695g、タイが629gと続いている。
この新たな消費量の推計値を用いて計算した結果、2025/2026年のインバウンドによる米需要量は精米ベースで8.2万tとなり、前回の見通しである6.1万tから+2.1万t増加した。
訪日外客数は年々増加しており、これに伴いインバウンドによる米需要量も拡大を続けている。農林水産省の推計によると、2022/2023年のインバウンドによる米需要量は2.4万tだったが、2024/2025年には7.0万tに増加し、2026/2027年には9.1万tに達すると見込まれている。
日本政府は2030年に訪日外客数を6000万人とする目標を掲げており、今後もインバウンド需要が日本国内の米消費に大きく貢献することが予想される。
・ 26年6月の訪日ベトナム人数5.6万人、6月として過去最高に (2026/07/16)
・ 25年の訪日ベトナム人67.9万人、過去最高を更新 (2026/01/22)

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