ホーチミン市観光局のLe Nhat Tan副局長は、「ホーチミン市:2004年の観光総括と2005年の活動計画」と題した会議の席上、同市は2005年の観光促進に50億ドンを支出する見込みだと述べた。
50億ドンという支出は国内の省・市の中では最大だが、この金額をホーチミン市に訪れる海外からの観光客数160万人で割ると、1人あたり3333ドン(約22円)となる。この金額に企業からの協賛金は含まれていないにしても、他国に比べ非常に低い数字となっている。
タイは津波被害を受けた後の観光産業回復に既に10億バーツを支出しているほか、シンガポールもSARS後の観光客回復に6500万USDを投入し、そのうち4000万USDを新規観光客開拓と人材育成に費やしている。

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