ホーチミン市で14日、タンソンニャット空港の新しいターミナルビルがプレオープンした。新ターミナルは、工事費3兆3000億ドン(約24億円)を投じて3年の歳月をかけて完成した。旧ターミナルビルの面積の3倍に相当する9万2000平米のスペースを有し、同時に20機の航空機の受け入れが可能だ。
南部空港局の計画によると、9月2日の正式オープンまでに30社の航空会社が新ターミナルに乗り入れる予定。年間800万~1000万人の利用客を見込んでいる。旧ターミナルは今後、国内線用として利用される。
新ターミナルへの乗り入れ第1号はシンガポールの格安航空タイガーエアー。同社のベトナム代理店代表は「新しいターミナルビルには最新のハイテク設備が整備されており、乗客にとってとても便利になった」と語った。