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25日、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC](Vingroup)傘下で米ナスダック証券取引所(NASDAQ)上場の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト・オート(VinFast Auto=VFS、シンガポール)は、ファム・ニャット・クアン・アイン氏を新会長に任命したと発表した。
5月23日付で就任し、レ・ティ・トゥー・トゥイ氏の後任となる。この人事により、新たな発展段階におけるグローバル展開の要求に応える狙いがある。
アイン氏は現在、ビンファスト・トレーディング・アンド・プロダクション(VinFast Trading and Production=VFTP、ベトナム)の副会長 兼 常務副社長を務めるほか、金属製造などを手掛けるビンメタル(VinMetal)およびビンメタル・ハティン(Vinmetal Ha Tinh)の社長も兼任している。同氏は多分野にわたる管理経験を持ち、国内市場での基盤構築からグローバル展開に至るまで、グループの発展に大きく貢献してきた。
同氏はシンガポール経営大学(Singapore Management University)で経営学学士号を取得している。2017年から2019年にかけて、VICの子会社で国内トップの観光・リゾート・娯楽ブランドであるビンパール[VPL](Vinpearl)の副社長 兼 副最高経営責任者を務め、運用管理やシステム開発、戦略計画の分野で幅広い経験を積んだ。2019年2月にビンファストに入社して以降は、車両開発や生産、グローバル営業・マーケティング・アフターセールス担当副社長、品質管理部門のディレクターなど、あらゆる分野で多くの重要な指導的ポジションを歴任してきた。
就任にあたり、同氏は「ビンファスト・オートの会長職を担うことを大変光栄に思う。我々は長期的な戦略的優先事項を堅持しつつ、イノベーションを促進し、グローバルな運営能力と顧客体験を向上させていく」と述べ、経営陣と共に同社を新たな発展段階へと導く意欲を示した。
前会長のトゥイ氏は、ビンファスト・オートの会長および取締役を退任し、VICの重要な目標に集中する。同氏は引き続きVICの副会長を務める。新会長となったアイン氏はVICのファム・ニャット・ブオン会長の長男であり、今回のトップ交代は同社の持続的な成長に向けた強固な基盤を築く第一歩として期待されている。

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