メコン航空株式会社(エアメコン)のチュオン・タイン・ブー販売サービス部長は13日、今月23日からチケットの販売を開始すると明らかにした。初就航は10月10日のホーチミン市発ハノイ行きの便になる予定だが、就航日が早まる可能性もあるという。
同社は当面、ハノイ市とホーチミン市を拠点に、フーコック島(メコンデルタ地方キエンザン省)やダナン市(中部)など地方8カ所とを結ぶ国内路線を1日当たり33便運航する予定。運賃はまだ明らかにされていない。
同社は8月に米スカイ・ウエスト・リーシング社からリースした機材(ボンバルディアCRJ-900型機)4機の引き渡しを受けた。また13日に航空燃料社(ビナプコ)との間で航空燃料供給契約を締結し、運航体制を整えている。
エアメコンは、ベトジェットエア、インドシナ航空に次ぐ国内第3の民間航空会社。ただ、ベトジェットエアはいまだ就航を果たしておらず、インドシナ航空は昨年10月から運航停止状態に陥っている。