ハノイ市で外国人観光客のために、英語の観光ガイドをボランティアで行っている若者グループがある。「ハノイキッズクラブ」がそれで、同市で学ぶ学生達が英語の実地訓練をするために2006年に立ち上げた。22日付ティエンフォン紙(電子版)が報じた。
当初は数人のメンバーで始め、空港やホテルなどに出向いてびらを配ったり、観光関係のウェブサイトに情報を掲載したりした。今ではメンバーが200人に増え、毎月100件を超えるガイドの要望に応えている。
同クラブでは「ノーチップ、ノーチャージ」のスローガンを掲げて無料ガイドを行っているが、どうしても謝礼金を払いたいという観光客もあって、クラブ運営への支援という形で受け取っている。各英語訓練センターも、クラブの活動の趣旨に賛同して経費補助をしてくれているという。
米カリフォルニア州からハノイを訪れたブリルさん夫妻は、「友達からハノイキッズのことを教えられた。ガイドの英語能力の高さと知識の豊富さに驚いた」と語った。クラブメンバーらは、自らをガイドではなく「トラベルメイト」と位置付けており、全国に同様のクラブが設立されることを願っている。
・ 無許可で活動する韓国人観光ガイドが横行 (2007/06/19)
・ 観光産業 2010年には約140万人の雇用需要 (2007/03/14)
・ ハノイ市:観光ガイド養成企業「トラベルサポート社」設立 (2006/01/20)
・ ホーチミン観光局 外国語ガイド増強で105人に暫定ガイド証発行 (2005/11/01)

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