ディン・ラ・タン交通運輸相は22日、ハノイ市ノイバイ国際空港の第2ターミナル建設案件(T2)の建設状況を視察し、投資主である北部空港総公社(NAC)に対して11月末までに同案件を着工するよう要請した。22日付サイゴンタイムズ紙(電子版)が報じた。
同案件の進捗状況についてNACは、現在、土地収用作業に関する諸問題に直面しており、政府の指導を待っているところとコメントした。
第2ターミナルは4階建て、総面積13万8000平方メートル、用地面積115.78ヘクタール。建設資金は日本の政府開発援助(ODA)から拠出され、第1期には7500万円が投じられる。建設期間は34か月、年間旅客処理能力は、第1期が1000万人、第2期では1500万人となる見込み。第2ターミナルのオープン後は、現在使用している第1ターミナル(T1)を国内線ターミナルとして使用する。