豪カンタス航空の子会社であるジェットスター航空の在シンガポール報道官はこのほど、ベトナム航空(VNA)とジェットスター航空が格安航空会社ジェットスター・パシフィック(JPA)の株主構成に関して交渉を進めていると発表した。今回の取引が成立した場合、VNAがJPAの大株主になる可能性がある。28日付ストックスが報じた。
JPAの株式を保有している株主は、◇豪カンタス航空:27%、◇ベトナム国家資本投資経営総公社(SCIC):70%、◇サイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト):3%。
非公式な情報によると、VNAはSCICとサイゴンツーリストの2社からJPA株の買い取りを計画しており、当該2社が保有する全株式を買い取った場合、VNAのJPA株式保有率は73%に達することになり、実質的に子会社化することとなる。