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日本政府観光局(JNTO)がこのほど発表した統計によると、2012年10月の訪日外国人数は前年同月比14.7%増、前々年同月比では▲2.9%減の70万6100人となった。ベトナム人訪日客は、前年同月比32.1%増、前々年同月比49.1%増の6300人で、10月としては過去最高を記録した。17日付ベトナムプラスなどが報じた。
国別では、ベトナムのほか、◇台湾(13万4200人)、◇タイ(3万1700人)、◇マレーシア(1万1300人)、◇インド(6700人)が10月の訪日客数で過去最高を記録。特に、東南アジアからの訪日が好調だった。一方、尖閣諸島の領有権問題で関係が悪化している中国からの訪日客は前年同月比▲33.1%減の7万1000人と大きく落ち込んだ。
また、シンガポール、フランス、ドイツは、円高と放射能汚染に伴う食の安全が懸念材料となり、訪日客数の回復が遅れている。なお、年初10か月の訪日外国人数は前年同期比38%増、前々年同期比4%減の703万2800人となっている。