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ベトナム空港総公社(Airports Corporation of Vietnam=ACV)はこのほど、南中部沿岸地方カインホア省カムラン空港の拡張計画を発表した。計画によると、同空港の年間旅客処理能力は現在の160万人から260万人に増強される。
この計画は、新ターミナルおよび2本目となる新しい滑走路を建設するもので、投資総額は4兆5000億ドン(約217億円)の見通し。ACVは今後、BOT(建設・運営・譲渡)方式および官民パートナーシップ(PPP)方式の両方に基づいた2つの投資案を策定し、管轄当局に提案することになっている。
ベトナム航空局によると、同空港の年間利用者数は2013年時点で150万人まで増加し、間もなく旅客処理能力を超える見通し。なお、同空港の拡張プロジェクトについては、米ADC-HAS社(空港建設・運営を手掛ける会社)が昨年、交通運輸省と会合を行った際に投資意向を表明している。