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英系総合不動産サービス会社のサヴィルズ・ベトナム(Savills Vietnam)が発表した2021年1~3月期におけるホーチミン市のホテル市場レポートによると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第3波の影響を受けて、同期の客室稼働率と宿泊料金はともに前年同期から低下した。
同期の供給客室数はホテル100軒の計1万5000室で、前年同期比▲8%減少した。
同期の客室稼働率は前年同期比▲31ポイント低下の17%にとどまった。一泊あたりの平均宿泊料金は同▲20%低下の62USD(約6800円)。企業や外国人観光客をターゲット顧客とする5つ星ホテルでは、客室稼働率が同▲35ポイント低下し、平均宿泊料金も同▲30%低下した。
同期の観光収入は同▲60%落ち込んだ。3月末時点で市内の旅行会社の80%超が事業を再開できていない状況だった。
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