ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

海外からの観光客受け入れ再開試行、政府が工程表を承認

2021/11/04 06:51 JST配信
(C) baochinhphu
(C) baochinhphu 写真の拡大.

 政府官房は2日、公文書第8044号/VPCP-KGVXを発出し、ファム・ビン・ミン第一副首相が文化スポーツ観光省の提案に同意し、海外からの観光客受け入れ再開試行の工程表を承認したと明らかにした。

 ◇文化スポーツ観光省、◇保健省、◇公安省、◇国防省、◇外務省、◇交通運輸省、◇情報通信省の7省庁および、◇南中部沿岸地方ダナン市人民委員会、◇同クアンナム省人民委員会、◇同カインホア省人民委員会、◇南部メコンデルタ地方キエンザン省人民委員会、◇東北部地方クアンニン省人民委員会の5地方自治体は、安全性と効率性を確保すべく、事業を率先して行わなければならない。

 文化スポーツ観光省の提案によると、同事業は3期に分けて実施する。

◇第1期(2021年11月以降):チャーター便と商用便を介したパッケージツアーによる海外からの観光客の受け入れ再開を試行する。対象の省・市は、◇ダナン市、◇クアンナム省、◇カインホア省、◇キエンザン省の4省・市。

◇第2期(2022年1月以降):チャーター便と国際線定期便で外国人観光客受け入れ事業を拡大する。対象の省・市にクアンニン省を追加する。観光客は最初の目的地で7日間過ごした後、対象範囲内の他の省・市に移動することが可能。

◇第3期(2022年4~6月以降):規模や範囲を制限することなく、海外からの観光客に対するすべての観光活動と観光サービスを再開する。

 なお、観光客は十分なワクチンを接種済み、または直近6か月以内に感染して回復済みで、なおかつ新型コロナウイルス検査で陰性である必要がある。

【関連記事】

海外からの観光客受け入れ再開2か月、約8000人が入国 (2022/01/25)
海外からの観光客受け入れ再開試行事業、ホーチミンとビンディン省を追加 (2022/01/06)
海外からの観光客受け入れ再開1か月、3500人が入国 (2021/12/27)
クアンニン省:海外からの観光客受け入れ、22年1月に再開 (2021/12/24)
クアンナム省:外国人観光客受け入れ再開、世界遺産の見学も 2年ぶり (2021/11/23)
ダナン:外国人観光客受け入れ再開後で最初の航空機が到着 (2021/11/18)
カインホア省:ディスコやカラオケの営業再開を許可 16日から (2021/11/16)
観光省、海外からの観光客受け入れ再開をガイダンス 陰性なら隔離不要 (2021/11/09)

[Bao Chinh Phu 22:26 02/11/2021 / The Saigon Times 21:04 02/11/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
抗仏戦争の郵便配達員、地獄の10日間の記憶 (10:19)

 電気ショック、水責め、足指潰しなどの拷問を10日間にわたり受け続け、体重が20kg減ったにもかかわらず、郵便配達員だったレ・バン・トゥーさんは一言も口を割らず、通信の「生命線」を守り抜いた。  トゥ...

ハノイ:金メッキホテルが金粉エッグコーヒーを提供、1杯15万VND (18日)

 ベトナム戦争中にミルク不足のため、ハノイ市のメトロポールホテル(現ソフィテル・レジェンド・メトロポール・ハノイ)のシェフだったグエン・バン・ザン氏が、代用品として卵黄を使用したことで誕生したエッグ...

米誌選出「世界で最もフレンドリーな国トップ10」、ベトナムが6位 (18日)

 米国の大手旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler=CN Traveller)」はこのほど、専門家と読者の投票で決まった「世界で最もフレンドリーな国トップ10」を発表した。同ランキングでベトナムは...

パスポート自由度、ベトナムは199か国中92位 (18日)

 コンサルタント会社ヘンリー&パートナーズ(Henley & Partners)は、世界199か国・地域のパスポートおよび世界227か国・地域の渡航先を対象としたパスポート自由度ランキング(The Henley Passport Index)の最新...

AI法案、国家AIインフラ整備へ 26年施行の見通し (17日)

 科学技術省は、人工知能(AI)法草案を公表し、意見聴取を実施している。  国会での審議・可決を経て、2026年に施行される見通しだ。同法の施行により、ベトナムはAI技術の健全な発展と国際競争力の強化を目...

ホーチミン:カイメップ・ティバイ港でクルーズ船寄港停止の恐れ (17日)

 米国のクルーズ大手ロイヤル・カリビアン・グループ(Royal Caribbean Group)が運航する、外国人観光客4000人超を乗せた国際クルーズ船「オベーション・オブ・ザ・シーズ(Ovation of the Seas)」が、18日に予定...

ベトテル郵便、ダナンで物流センターを着工 (17日)

 国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子会社である宅配大手のベトテル郵便[VTP](Viettel Post)は15日、南中部地方ダナン市のリエンチエウ工

カマウ省:ベトナム戦争の戦勝遺跡地区が完成 (17日)

 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は15日、チャンファン村でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam Doi - Cai Nuoc - Cha La)戦勝遺跡地区の完成式を開催した。  同戦勝遺跡地区は面積約3万m2で、...

ベトテルの子会社2社、ラオスで物流合弁会社を設立 (17日)

 ラオスの首都ビエンチャンで15日、国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)の子会社であるスターテレコム(Star Telecom)とベトテル郵便[VTP](Viettel Post)に

大規模な消火器偽造ルートを摘発、「ドラゴン」ブランド (17日)

 ハノイ市警察は14日、市場で流通している「ドラゴン(DRAGON)」ブランドの消火器が偽造品であり、火災を消し止める能力がないとして、メーカーなどに対する捜査を進めている。  捜査によると、南部地方タイ...

韓国OCI、ベトナムのウエハー工場に投資 年産規模2.7GW (17日)

 化学関連事業を手掛ける韓国のOCIホールディングス(OCI Holdings)のマレーシア子会社で、太陽電池用ポリシリコンの製造を手掛けるOCIテラサス(OCI TerraSus)は、ベトナムにあるシンガポールの太陽光設備関連メ...

タインホア省:人民軍上将のアイン氏が党委書記に再任 (17日)

 北中部地方タインホア省共産党委員会が15日に開いた会議で、全会一致でグエン・ゾアン・アイン書記の再任が決まった。任期は2025~2030年。  アイン書記は1967年生まれの58歳で、ハノイ市出身。合同兵科指...

サンG、サン・フーコック・エアウェイズをお披露目 11月1日就航 (17日)

 観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)はハノイ市で15日夜、新たな航空会社「サン・フーコック・エアウェイズ(Sun PhuQuoc Airways=SPA)」を正式にお披露目した。  ベトナム初の「リゾート航空...

ベトナム、国連人権理事会の理事国に選出 2期連続3回目 (17日)

 国連総会は14日、国連人権理事会の理事国14か国の改選を行い、ベトナムが190か国中180か国の票を得て理事国に選出された。ベトナムの得票数はアジア太平洋グループで最多だった。任期は2026年から2028年まで。 ...

サングループ、ダナンで水上観光開発へ 投資総額560億円 (17日)

 南中部地方ダナン市人民委員会は、観光不動産開発を手掛けるサングループ(Sun Group)傘下のハロン・サン(Ha Long Sun)を、水上観光インフラ整備プロジェクトの投資主体として正式に承認した。投資総額は約9兆88...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved