ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

観光省、海外からの観光客受け入れ再開をガイダンス 陰性なら隔離不要

2021/11/09 06:52 JST配信
(C) kinhtedothi
(C) kinhtedothi

 文化スポーツ観光省は5日、海外からベトナムへの外国人観光客受け入れ再開試行事業に関する臨時ガイダンスを発出した。

 臨時ガイダンスによると、観光客はパッケージツアーに参加し、地方自治体が指定した宿泊施設を利用しなければならない。滞在期間は最短7日間、最長90日間とし、入国後の新型コロナウイルス検査の結果が陰性であれば隔離は不要となる。

 最初のツアー(7日間)を終えた後、観光客は同事業に参画している他の対象地域のパッケージツアーに参加することもできる。

 また、最初のツアー後にベトナム国内に居住する親族を訪問することも可能だが、旅行会社に事前に申告する必要がある。旅行会社は該当の観光客を訪問先の地方自治体に引き渡す手続きを行い、観光客は訪問先で規定に従い医療監視を受けることになる。

 また、観光客は入国後に空港で健康観察を受けるが、新型コロナウイルス検査は宿泊施設で受ける。検査結果が陰性の場合はツアーに参加できるが、陽性の場合は医療施設に搬送され、治療を受ける。治療費は保険会社または旅行会社が負担する。

 各地方自治体は臨時ガイダンスに合わせて、管轄地域内の海外からの観光客受け入れ再開に関する詳細ガイダンスを発表する。

 なお、これまでに観光客受け入れ再開試行事業への参画が認められているのは、◇南中部沿岸地方ダナン市、◇同クアンナム省、◇同カインホア省、◇南部メコンデルタ地方キエンザン省、◇東北部地方クアンニン省の5省・市。

 ホーチミン市も同事業に参画したい意向を表明している。認められれば、12月から実施したい考えだ。

【関連記事】

海外からの観光客受け入れ再開2か月、約8000人が入国 (2022/01/25)
海外からの観光客受け入れ再開試行事業、ホーチミンとビンディン省を追加 (2022/01/06)
海外旅行取り扱い会社の35%、営業許可証の取り消し申請 (2021/12/30)
海外からの観光客受け入れ再開1か月、3500人が入国 (2021/12/27)
クアンニン省:海外からの観光客受け入れ、22年1月に再開 (2021/12/24)
ホーチミン:海外からの観光客受け入れと国際線定期便の運航再開を提案 (2021/12/10)
11月の国内観光客数、前月比3.3倍の250万人 (2021/12/03)
クアンナム省:外国人観光客受け入れ再開、世界遺産の見学も 2年ぶり (2021/11/23)

[Tuoi Tre 17:28 05/11/2021, A].  © Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
地場グレムシー、ホーチミンでUAVカメラ工場を着工 (16:13)

 無人航空機(UAV)向け撮影機器を製造する地場グレムシー(Gremsy)はこのほど、ホーチミン市のサイゴンハイテクパーク(SHTP)でUAV向けカメラモジュール生産工場を着工した。  工場は面積2万5721m2の敷地に建設...

ベトナム企業の9割が国際貿易の拡大に自信、HSBC調査 (15:48)

 香港上海銀行(HSBC)が先般発表した国際貿易調査「グローバル・トレード・パルス2.0」によると、ベトナム企業の9割が今後2年間で国際貿易を拡大できると考えており、世界平均の87%をわずかに上回った。  同...

 ホーチミン:市内初の共同利用型AI研究拠点が運用開始 (14:52)

 地場総合インターネットメディア運営大手VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)とベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)は、市内にある本社ビル「VN

貧しい人々の「最期の眠り」を見届けて20年、無償で葬儀を行う男性 (11/30)

 ホーチミン市ニャーベー村には、貧しい人々や身寄りのない人々の最期を見送ることに人生のすべてを捧げてきた男性がいる。  地元の人々は、ニャーベー村74集落の長であるレ・バン・サンさんを、親しみを込...

30年までのダナン市文化産業発展計画、芸術文化の中心地に (13:28)

 南中部地方ダナン市文化スポーツ観光局はこのほど、2030年までの同市の文化産業発展計画に対する専門家らの意見を聴取するワークショップを開催した。ミーケービーチの1kmの海岸を広大なキャンバスに見立てて、...

無印良品ホーチミン1号店がリニューアルオープン、国内最大旗艦店 (13:09)

 株式会社良品計画(東京都文京区)は27日、ホーチミン市にある1号店「ムジ・パークソン・レタントン(MUJI Parkson Le Thanh Ton)」(35Bis-45 Le Thanh Ton, phuong Sai Gon, TP. Ho Chi Minh)を国内最大の旗艦店...

シイエヌエス、NTQソリューションとDX・AIで協業 (12:13)

 アプリケーションシステムの設計・開発などを手掛ける株式会社シイエヌエス(東京都品川区)は、ICTソリューションを提供する地場NTQソリューション(NTQ Solution、ハノイ市)との間で、日本市場におけるデジタル...

25年の世界で最も人口が多い都市、ホーチミンは1400万人で20位 (6:04)

 国際連合はこのほど、世界の都市化に関する調査レポート「World Urbanization Prospects 2025」を発表した。レポートによると、インドネシアの首都ジャカルタは人口約4200万人で、世界で最も人口が多い都市とな...

2024年度の日本語教育実態調査結果、出身国別でベトナムが3位 (4:49)

 文部科学省の総合教育政策局日本語教育課はこのほど、2024年度の日本語教育実態調査に関する結果を発表した。文部科学省では、日本国内の外国人等に対する日本語教育の状況を把握するため、年に一度「日本語教...

ハノイ市人民委主席が健康上の問題で退任、後任は早稲田OBのタン氏 (4:47)

 ハノイ市共産党委員会副書記で、同市人民委員会主席を兼任するグエン・ドゥック・チュン氏が、突発的に発生した健康上の問題により退任することが決まった。同氏は中央政策戦略副委員長に転任することになって...

中国のスタバ「チャジ」が店舗網拡大、手話対応型店舗もオープン (4:36)

 中国のティードリンクチェーン「覇王茶姫(CHAGEE=チャジ)」は、ホーチミン市での事業拡大を加速しており、年内に21店舗を新たに出店する計画を明らかにした。同社はすでに市内で17店舗を展開しており、ベトナ...

ライフデザイン・カバヤ、ベトナム向け木造建築の製造者規格を発表 (3:31)

 建築工事の請負及び施工などを手掛けるライフデザイン・カバヤ株式会社(岡山県岡山市)は、2024年4月よりベトナム建設省傘下の建設科学技術研究所(IBST)とともに、ベトナム向け木造建築の製造者規格(TCCS)の策定...

SWCC、地場SACOMと日本総代理店契約 汎用巻線の競争力強化 (2:10)

 電線・ケーブルや電力機器部品、巻線などの製造販売を手掛けるSWCC株式会社(旧商号:昭和電線ホールディングス株式会社、神奈川県川崎市)のグループ会社で、電線・ケーブルを中心に取り扱う日本国内総合商社の...

ベトナム映画「あなたならどうする? 人生を決める百万ドルのキス」、日.. (11/29)

 「ミス・コメディ」とも称される女優・映画プロデューサーのトゥー・チャン(Thu Trang)が監督・プロデュースを務めたベトナム映画「あなたならどうする? 人生を決める百万ドルのキス(原題:Nu Hon Bac Ty、英...

ベトナム航空、冬の人気デスティネーションランキング発表 (11/29)

 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、日本発の12月出発分の発券データ(2025年11月5日時点)をもとに、冬休みシーズンの人気デスティネーションランキングを発表した。

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved