ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

【第2回】こぢんまりしてるけど使いやすい!ハノイでおすすめ「ハノイハブ・コワーキングスペース」

2018/04/18 08:40 JST配信

ノマド(nomad:遊牧民)女子によるノマド的視点でベトナム情報をお伝えするコラム「雑食系ノマド女子のベトナムライフ」です。

今回は、ノマドとは切っても切れない コワーキング スペースについて。わたしが特に気に入っている ハノイのコワーキングスペース をご紹介します。

ハノイの ランハー(Láng H?) エリアにある 「ハノイハブ・コワーキングスペース(Hanoi Hub Coworking Space)」 は、コワーキングスペースとしては、小規模な方ですが、ファシリティが充実していて長い時間、集中して作業をすることができます。

コワーキングスペースの利用の仕方についてですが、まずは受付でプランを選びます。ここは英語が話せるスタッフがいるので、ベトナム語が話せなくても安心です。会計は、受付のときでも、退店するときでも大丈夫とのことでした。

プランは最短だと、 3時間7万VND(約330円) で利用することができます。※ハノイハブ公式サイト より(2018年4月時点)

なにより嬉しいのは、どのプランも 無料のコーヒーとお茶付き なところ。無料で飲み放題があるのは、ノマドワーカーにとってはとてもありがたいサービスです。

受付スペースにキッチンエリアがあるので、好みのドリンクを選びましょう。冷蔵庫に入っているドリンクは有料なので、そこから選んだらスタッフにお金を払います。

利用するマグカップやグラスも自由に選ぶことができます。基本的にセルフサービスなので、退店するときには、使った食器は自分で洗う必要があります。

ドリンクをゲットしたら、右のドアからコワーキングスペースへ入室します。

この部屋は「Flexible Seats」つまり自由席のエリアで、中には机と椅子が並んでいます。窓が大きいので外の光がたくさん入ってきて、室内は明るい雰囲気です。

机が大きいので、見知らぬ人と向かい合って作業しても、そこまで気になりません。各テーブルには、電源タップ数の多い延長コードが設置してあるので、パソコンはもちろんスマートフォンも一緒に充電することができます。

窓側にはカウンター席もあります。ずっと同じ場所で作業をしていると疲れてくるので、たまに席を替えて気分をリフレッシュすると、集中力を切らさずに作業することができます。

ハノイハブには、この部屋以外にもミーティングに使える「会議室(Meeting room)」もあり、1時間単位で利用することができます。

また、 女子的にポイントが高いのはトイレの場所 。小規模のコワーキングスペースだと、作業エリアに隣接するトイレがあったりして、音漏れが気になったりするんです。

ハノイハブは、スペースが部屋で区切られていて、さらにトイレも離れています。数は1つしかなくて男女兼用なのですが、いつもキレイに掃除されているので、使い勝手がいいです。

そして、長時間作業をしているとお腹が空いてきますよね。ハノイハブでは、 ランチや夕食をデリバリーでオーダーでき、テラス席で食事をすることができます

近所には、 オバマ元大統領が来店 したことで有名な ブンチャー 屋さんの系列店や、日本食レストランがあり、気分転換がてら外食するのもアリです。スタッフに一声かけておけば、貴重品以外の荷物は置きっぱなしで外出することもできます。

ハノイハブをノマド女子の視点で評価してみました。

立地 :★★★★☆

広さ :★★☆☆☆

設備 :★★★★☆

利便性:★★★★☆

難点をあげるとしたら、スペースがそこまで広くないので、人がたくさん来てしまうと座れなくなってしまうことです。

ハノイハブは、スタッフさんが割と柔軟に対応してくれるので、荷物を置いたままの外出だったり、食事のデリバリーもしてくれます。長時間の作業に向いているコワーキングスペースだと思います。

ハノイでコワーキングスペースをお探しの方は、ぜひ利用してみてください!

ハノイハブの詳細はこちら >>  ハノイハブ・コワーキングスペース(HanoiHub Coworking Space)

著者紹介
トクミネ アカリ
沖縄出身のWebディレクター。2016年からベトナム・ハナム省に滞在し、野菜栽培をしていました。2018年4月からハノイ生活がスタートします。ベトナム人通訳者に通訳を頼める、オンライン通訳アプリJellyTalk(ジェリートーク)を運営しています。
雑食系ノマド女子のベトナムライフ
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
TCJグローバル、地場日本語教育機関と提携 法人向け人材紹介を.. (2:37)

 外国人留学生向け進学・就職日本語コースの運営などを手掛ける株式会社TCJグローバル(旧:東京中央日本語学院、東京都新宿区)は6月16日、ベトナム国内で日本語教育と留学・就労者紹介事業を行うニャットファッ...

ラム書記長とトランプ米大統領が電話会談、貿易協定の枠組み合意 (3日)

 トー・ラム書記長はベトナム時間2日夜、ドナルド・トランプ米大統領と電話会談を行い、両国関係と両国間の相互関税について話し合った。  両首脳は電話会談で、両国関係が良好かつ急速に発展していることに...

ベトナム初のグリーンB2B電子商取引所「EcoHub」誕生 (3日)

 アロビッド・テクノロジー(Arobid Technology)は1日、ベトナム初となるグリーンB2B(企業間取引)電子商取引(eコマース=EC)プラットフォーム「エコハブ(EcoHub)」を発表した。  エコハブは単なるオンライン...

8人兄弟の学者一族「グエン・ラン家」、故クオン氏を偲ぶ【後編】 (6/29)

 ベトナムを代表する考古学者・人類学者で、音楽家としても知られるグエン・ラン・クオン(Nguyen Lan Cuong)氏が2025年5月6日、ハノイ市のベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)医科薬科大学附属病院で死去...

PEPI指数を初発表、再編後の34省・市の経済的地位を数値化 (3日)

 ベトナムの経済データ関連スタートアップ企業のベトスタッツ(Vietstats)は1日、全国34省・市を対象とした初の包括的な経済評価指数「地方経済ポジション指数(PEPI)2025」を発表した。  PEPIは、これまでの...

ベトテル、ダナンでハイテク複合ビルを着工 27年完成 (3日)

 南中部地方ダナン市人民委員会と国防省傘下の携帯通信大手ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は1日、ハイテク複合施設「ベトテル・ダナン・ビルディング(Viettel Da Nang Building)」の着工式を...

モビフォン・ワンマウント・テクコム銀、デジタル決済会社を設立 (3日)

 携帯通信大手のモビフォン(Mobifone)、テクノロジー企業のワンマウントグループ(One Mount Group)、大手民間銀行のテクコムバンク[TCB](Techcombank)は、電子決済事業を手がける新

バイクの初回登録料、全国一律2%に (3日)

 政府は6月30日、車両登録料を規定する政令第10号/2022/ND-CPの一部を改正・補足する政令第175号/2025/ND-CPを公布した。新政令は7月1日に施行された。  新政令によると、7月1日から、バイクの初回登録料が...

カインホア省:バンフォン経済区で2つの都市区を開発、首相承認 (3日)

 ファム・ミン・チン首相は、南中部地方カインホア省バンフォン経済区における「トゥーボン都市区」と「ダムモン都市区」の2つの都市区開発プロジェクトの投資を承認した。  トゥーボン都市区は、面積2579ha...

ホーチミン:メトロ1号線、1日26本増便 省・市合併で需要増 (3日)

 ホーチミン市は7月1日から8月15日まで、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)の運行本数を増やす。  これは、ホーチミン市と東南部地方ビンズオン省、同バリア・ブンタウ省の3省・市が...

1~6月期の海外派遣労働者数7.5万人、日本向けが最多3.5万人 (3日)

 内務省傘下の海外労働管理局(DOLAB)の発表によると、2025年1~6月期にベトナムから海外に派遣された労働者数は7万4691人で、年間計画の57.4%に達した。  派遣先別に見ると、日本が3万5240人で最多を維持し...

「病畜の肉」流通疑惑のCPベトナム、立件見送り 違反なしと結論 (3日)

 タイ系畜産大手CPベトナム(CP Viet Nam)が病気の豚や鶏の肉を販売していたとソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上で告発されたことをめぐり、南部メコンデルタ地方ソクチャン省警察は6月29日、捜査を...

韓国コーヒーチェーン、ベトナム1号店をホーチミンにオープン (3日)

 コーヒーチェーンを展開する韓国のザ・ベンティ(theVenti)はこのほど、ホーチミン市ビンタイン街区のグエンザーチー(Nguyen Gia Tri)通り162A番地に「ザ・ベンティ」のベトナム1号店をオープンした。同社の海外...

ホーチミン:観光用電気自動車の運行を一時停止 (3日)

 サイゴン公共交通機関社(Saigon Public Transport)は、新たな規定の施行や交通インフラの未整備を理由として、6月30日をもってホーチミン市内中心部での観光用電気自動車(EV)の試験運行を一時停止した。  ...

ベトジェットエア、7月7日限定で運賃77%割引キャンペーン (3日)

 格安航空会社(LCC)最大手ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)は、7月7日(月)の午前0時から23時までの1日限定で、ベトナム国内線と国際線の航空券を対象に、エコクラス運賃が最大77

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved