ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
RSS
Login
 ようこそ ゲスト様 
VietJo ID

第1回【ホーチミン在住者におすすめ!】ベトナムの絶景に出会う海岸線横断の旅

2019/09/20 09:25 JST配信

みなさん、はじめまして。 ICONIC のHan(ハン)と申します。今回スタートのコラム 「【日本人が知らない】ディープなベトナム案内」 では、ベトナムでの旅行やグルメ・文化・ショッピング・その他おもしろ情報を発信していきます。どうぞよろしくお願いします。今回はベトナム国内旅行に役立つ情報をお届けします。

間もなく10月に入ります。ベトナム(ホーチミン)の気候は、2月頃から徐々に気温が上がり、4月は1年で最も厳しい猛暑となります。5月を過ぎると雨季に入るため涼しくなり、11月頃までは一年の疲れを癒やすリラックス旅行をするのに最適なシーズンとなります。

みなさんもご存知のとおり、ベトナムの国土は“S”字の細長い形状で、南シナ海に面した海岸線は 3000km にもおよびます。豊かな自然とともに臨む青い海や白い砂浜は、普段焼けるような日差しの下で過ごす私達にとって、目を閉じて思い浮かべたくなる美しい光景です。

そこで今回は、旅行シーズンにおすすめしたい、 ベトナム南部~中部にかけて美しい海岸線が臨める5つのルート を横断する旅へとご案内します。すべてが感動的な光景で、素晴らしい夏の思い出になることをお約束します!

1. サイゴン ? ブンタウ ? ファンティエット

ベトナム語:Sai Gon ? Vung Tau ? Phan Thiet

まずはサイゴン(ホーチミン)に住む人の「一時避難所」とも呼ばれる バリア・ブンタウ へ向かいましょう。ホーチミンから2時間で行ける人気の避暑地です。ただし、ブンタウには寄らず、海岸線沿い東に続く美しいビーチ、 ホーチャム(Ho Tram)ロンハイ(Long Hai)ホーコック(Ho Coc) を通って、 ビントゥアン省 ラジー(La Gi)へと進みます。そして、荒野の果てにあるベトナムで最も古い灯台「 ケガ岬(Mui Ke Ga) 」を訪れます。

ケガ岬(Mui Ke Ga)の灯台

引用: LAGI HOLIDAY

ここは海面から飛び出た巨大な岩場が特徴で、ベトナム人の間では「岩石の庭」などと呼ばれています。また、飛び出た部分が鶏(ベトナム語では「Ga」)の頭に似ていることから、ケ“ガ”岬の名が付いたのでしょう。

ケガ岬からさらに東へ進むと、リゾート地 ムイネー でおなじみの省都ファンティエット(Phan Thiet)に到着します。 ホンロム(Hon Rom)ビーチ や、「妖精の渓流」と呼ばれる スイティエン(Suoi Tien) などの美しい自然を体験し、名物の麺料理バンカン(Banh Can)を食べて締めくくりましょう。

スイティエンを歩く

引用: Vietnam VISA on entry

2. ファンティエット ? カナ ? ファンラン ? カムラン

ベトナム語:Phan Thiet ? Ca Na ? Phan Rang ? Cam Ranh

さて、ファンティエットに別れを告げたら、次の旅へと向かいましょう。目指すはバウカット(Bau Cat)とファンリー(Phan Ri)です。この一帯は、海沿いに続く広大な砂漠に、長い長い道路が突き抜ける光景が圧巻です。まるで西部劇に出てくる景色は想像を絶する美しさです。

バウカット - ファンリーを結ぶ砂浜上の道

引用: Du lich tua

砂漠を進むと、砂の色が黄色から赤へ、そして白へと変化し、やがて「7色の岩浜」の光景が広がります。ここは有名な海岸で、奇妙な7色の岩浜が1kmにも渡って続きます。

さらに1時間くらい走ると、南中部沿岸地方の ニントゥアン省 の カナ(Ca Na)に到着です。ここは海岸沿いに1000ヘクタールもの塩畑が広がり、ベトナム一大きな「塩の倉庫」と呼ばれています。100年以上前から存在するこの塩畑は、東南アジアでも最高品質だと専門家から評価されています。

カナの塩畑

引用: The Gioi Di San

ここまで120kmの道のりを進んできました。写真に収まりきらないくらい、素晴らしい景色が続いていますね。

さて、ここからは カインホア省 カムランへの山道が始まります。大きなカーブが続く道や険しい岸壁、突出した岬が続き、まるで旅行者に試練を与えるような道のりです。

ファンラン-カムランの峠道

引用: zing

しかし苦しい事だけでなく、真っ青な海やタイアン村の広大なぶどう園、 ヌイチュア国立公園 、ローカル感溢れるHai Son漁村などを見学することができます。また、見事な青い海と峠道が続く入江の ビンヒ湾(V?nh V??nh Hy) は、ベトナム中部のハロン湾と呼ばれるほどの美しさです。

大きく入り組んだビンヒ湾

引用: du lich Chat

3. カムラン ? ニャチャン ? トゥィホア

ベトナム語:Cam Ranh ? Nha Trang ? Tuy Hoa

さあ、カムランから北上していくと、いよいよニャチャンに到着です。誰もが知っているベトナムのビーチリゾートで、 ニャチャン湾ホンチョン(Hon Chong)岬ポー・ナガル塔 、巨大遊園地 ヴィンパールランド などがあります。長旅で疲れたら、ここでしばらく休憩していきましょう。

十分に休んだら次の地点へ出発です。ニャチャンから国道1A線沿いに進み、ベトナム最長の岬があるデオカ(Deo Ca)を過ぎたら、 フーイエン省 の省都トゥイホアに到着します。この区間は山間を抜ける長い峠道となっており、ドライブ好きな人には楽しめると思います。海岸沿いに出ると、白い砂浜の上に咲く鮮やかな青色のグンバイヒルガオ、常緑樹林が広がります。さらに ブンロー(Vung Ro)湾バイモン(Bai Mon)ビーチムイディエン(Mui Dien)灯台 を遠くから眺め、トゥイホアへと辿り着きます。

バイモンビーチ

©Han

私は昨年12月にトゥイホアを訪れましたが、小規模ながらもたくさんの楽しみがある町でした。北方には小さな村があり、その後ろにそびえる山々が大自然の絵画のようでした。さらに、 バイセップ(Bai Xep)ガンダディア(Ganh Da Dia)ビーチオーラン河口(Dam O Loan)ガンデン(Ganh Den)灯台 など見どころが満載です。地元で採れた新鮮なシーフードを味わえるレストランや、ニラがたっぷり入ったバンカンヘー(Banh Canh He)も外せません。時間があればぜひ訪れてみてください。

緑豊かなトゥイホアの街並み

引用: DICH VU HANG KHONG

4. トゥイホア ? クイニョン ? タムクァン

ベトナム語:Tuy Hoa ? Quy Nhon ? Tam Quan

トゥイホアを後にしたら、海上に敷かれた「砂の道」 ニャット・ソン・トゥ(Nhat Son Tu) またはホンコン(Hon Cong)へ行きましょう。

フーイエン省で唯一の海路、ニャット・ソン・トウ

引用: Tin t?c v? S??i G??n

そして ソンカウ(Song Cau)街 へと向かいますが、途中で現れる スアンダイ(Xuan Dai)湾 は息を呑む美しさです。地図上で見ると、岬がユニコーンのように飛び出て見えるのが面白いですよ。

スアンダイ湾

引用: Easyviet

さらに国道1D線を北上すると、 ビンディン省 の省都クイニョンへと入ります。ココナッツ農園に突如現れるスアンハイ(Xuan Hai)漁村の暮らしを見学したり、 バイバン(Bai Bang)バイバウ(Bai Bau)ビーチ などを眺め、バイイットやチャーカーなどの名物料理でお腹を満たしましょう。

その後国道19B線から ティーナイ(Thi Nai)橋 へと渡り、DT639道路を進むと、海沿いにある ニョンリー(Nhon Ly)村 に到着します。ここにある エウジョ?キーコ(Eo Gio ? Ky Co)ビーチ は、海に潜って珊瑚や魚たちを見たり、伝統的な調理方法で作られるシーフード料理を堪能できます。低価格で質の良い旅行サービスを提供しており、コスパも良好です。

ニョンリー村を去ったら ロージュウ(Lo Dieu)峠 へと北上し、タムクァン(Tam Quan)に到着です。ここまで190kmに渡る長い道のりでした。

5. タムクァン ? クアンガイ ? ダナン

ベトナム語:Tam Quan ? Quang Ngai ? Da Nang

タムクァンから クアンガイ省 を過ぎて国道1A線を進んでいくと、 クアンナム省 に入ります。いよいよダナンに近づいてきましたね。長旅が続きで少し疲れてしまったら、その前に小休止を挟みましょう。クアンナムに来たら、古都 ホイアン(Hoi An) への観光は欠かせません。

ホイアンの街並み

引用: DX WORLD.net

そして残り数十kmを進んだら、ダナンに到着です!お疲れ様でした。

以上、ベトナム南部~中部にかけての海岸線横断の旅をお届けしました。長い峠道を進みながら、広大な自然や海を眺め、時おり街や村を訪れ、みなさんと様々な感覚を共有できたのではないでしょうか。これらの場所へ実際に行く機会があれば、素晴らしい思い出になると思います。旅行が大好きという方は、きっと満足できますよ。

著者紹介
ICONICベトナム
ベトナムで転職実績No.1を誇るICONICです。ベトナムでの転職支援・求人紹介を行っています。ベトナムの生活情報をお届けするブログも運営しており、ベトナム旅行、ベトナム料理、文化、ショッピング、その他おもしろ情報を発信中!生活に役立つ情報を現地からお届けします。

>> ベトナムでの転職・求人ならiconicJob

>> 海外転職・アジア生活ブログ
【日本人が知らない】ディープなベトナム案内
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
【特集】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (22日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「特集」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:200年の歴史を有する毒ヘビ養殖村、高収入も危険と隣り合わせ

【スポーツ】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (21日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「スポーツ」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:6万人収容の国内最大スタジアムが着工、国内初の開閉式ドーム採用

【エンタメ】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (21日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「エンタメ」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:ミス・グランド・ベトナム2025、貧困家庭出身の女子大生が栄冠

ベトナム経済を振り返る:株式市場編 2025年版 (20日)

金融市場:株式市場  ベトナムの証券市場の大きな特徴として、国営企業や公社・公団系企業(およびその子会社・関連会社群)の民営化を進めるための「実験場」として機能してきた点が挙げられる。多くの場合、...

【法律】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (20日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「法律」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:外国人の身分証明書不携帯に罰金、超過滞在の罰金大幅引き上げも

【統計】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (20日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「統計」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:IQが高い国、ベトナムは世界27位 中国や台湾が同率1位 日本5位

ベトナム経済を振り返る:商業銀行セクター編 2025年版 (19日)

金融市場:商業銀行セクター  1990年代までのベトナムでは、金庫・たんす預金や現金決済が主流で、金融仲介機能は限定的だった。しかし2000年代に入ると商業銀行の近代化が進み、企業間取引の多くが銀行経由...

【政治】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (19日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「政治」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:中国、ベトナムが領有権主張する島に大型商業施設をオープン

【観光】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (19日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「観光」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:米誌「世界最高の都市トップ10」、東京3位 ホイアン6位

ベトナム経済を振り返る:外国為替レート編 2025年版 (18日)

金融市場:外国為替レート ■2000年代前半~リーマン・ショック後:安定局面から構造的VND安へ  VNDの対USD為替レートは、2000年代前半には1USD=1万5000~1万6000VND前後で推移し、比較的安

【生活】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (18日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「生活」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:ハノイ:一部の通りで交通規制、建国80周年行事で

【三面】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (18日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「三面」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:台湾人客が入国審査官に航空券を破られる「帰れると思うな」と怒声

【経済】2025年ベトジョー記事アクセス数ランキング (18日)

 VIETJOベトナムニュースが2025年に配信した「経済」カテゴリの記事のアクセス数ランキングをご紹介します。 1位:6万人収容の国内最大スタジアムが着工、国内初の開閉式ドーム採用

テト(旧正月)に読みたい記事16選【VIETJOベトナムニュース】 (17日)

 2026年は新暦2月17日がテト(旧正月)の元旦です。テトに際して、VIETJOベトナムニュースから、テトに関する過去の記事16本をご紹介します。 テトの繁忙期を迎える魚の炭火焼き、職人は昼夜大忙し

テト(旧正月)に読みたい記事11選【VIETJOライフ】 (17日)

 2026年は新暦2月17日がテト(旧正月)の元旦です。テトに際して、VIETJOライフから、テトに関する過去の記事11本をご紹介します。 テト休みを妄想しよう~35年までのテトカレンダー~

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved