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【第7幕】イベント(遊び)の目的は何ですか?

2019/12/16 10:25 JST配信

イベントの定義として、「イベントは何らかの目的を達成するための手段として開催される直接的なコミュニケーションメディア」といわれるように、イベントはその目的がとても大事なんです。当たり前のことですが、イベントは何のために行うのか、誰のために行うのか?それぞれ目的を持っています。

例えば、企業の開所式や周年事業などのセレモニーでは、関係者やお客様を招待して、会社の出来事を祝っていただくことが目的となります。そしてそこでは日系企業らしく、おもてなしの心(運営、進行)が何よりも重要で、独りよがりにならない演出が大切なのは、何度も何度もコラムでお伝えした通りです。

悪い例をここで、もう一度おさらいします。

× イベントのオープニングでなぜか踊る

× やたら挨拶が長い

× なが―いPR映像を今更見せられる

× 食事中に邪魔なアトラクションがある

× お土産のギフトに社名が印刷してある

× オッサンばかりの記念写真を帰りにもらえる

個人のお誕生日パーティーも同じです。お誕生日をみんなでお祝いしてあげること、それが最大の目的であるはず。わざわざ自分で主催するお調子者もたまにいますが、日本人的には周りが自然にお祝いするものです。ベトナムでの誕生会は自分で企画し、自分で金を払うという、ちょっと日本とは違うスタンスですよね。これは文化の違いです。でもほんと、ベトナムは基本的にイベントごとが大好きですよね。

とにかく、お誕生日会で大切なことは、「祝ってもらう/祝ってあげることが目的」ということです。そこに手段や演出の決まりはありません。主人公が最大限に喜ぶ演出を考えてあげましょう!もし、主人公が突然腹芸を自らやっても…、おまえが歌うんかい!となっても、それをグッと我慢することもおもてなしの心であり、祝ってあげるという目的を達成しているので、それはそれで正しいイベントの姿なのです。

難しいことは別として、とにかく目的を冷静に考え、目的が達成され盛り上がればそれでいいのです。イベントってすごく楽しいんですよね。参加する立場なら。我々、制作は裏方です。現場前は疲れるんです。

著者紹介
平櫛開三 HIRAGUSHI KAIZO
1987年に株式会社AABを日本(大阪)に設立、その後、2006年にAAB VIETNAMを設立。

AAB VIETNAMはイベント関連事業全般を業務範囲とする。日本の公官庁や自治体、ベトナム進出の日系企業等の顧客を持ち、各種式典(竣工式などのオープニングセレモニー、周年記念など)やPRイベント(新商品発表会や日本の物産展、商談会や観光誘致プロモーションなど)、会議、展示会、各種パーティーからエンターテインメント(ベトナム人歌手のライブショー、ファッションショーなど)までを幅広く手掛け、ベトナムにおけるイベント専門会社の中でもトップクラスの規模を誇る存在に成長させた。

2018年より日本及び海外拠点(ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、フランス)の統括管理責任者として、グループのCEOに就任。ベトナムの日本人向け媒体に「イベントオヤジの独り言」を連載した。


◆連絡先

AAB VIETNAM

平櫛直通TEL:090-262-0066

hiragushi@aab.co.jp
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