ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

【番外編 ~イベント大娘の独り言?】ヒントの宝庫、飲食店から学ぶ事

2020/05/13 09:40 JST配信

初めまして、 タマ と申します。私のボスが連載している「 イベントオヤジの独り言/平櫛開三 」というコラムに、これから時々差し込ませていただくことになりました。私の同僚のイベント小娘「ゆずちゃん」と交代で時々登場します。どうぞよろしくお願いします。

さて、私ごとですがホーチミンに来て丸3年が経ちました。昼は日系イベント会社のスタッフとして、様々な企業様や日本に関連するイベント現場に携わりながら、夜は愛すべきホーチミンの酒飲みたちとの死闘を繰り広げ、時々は気まぐれで小さな飲み屋(最近はおでん屋さんも)をやったりしながら、楽しく暮らしております。ところが、この度会社からハノイ担当を仰せつかり、5月からハノイでの暮らしが始まることになりました。ハノイのみなさまどうか仲良くしてください。心地よい友人と酒場に支えられて、はじめて仕事に精が出る、そういうタイプです私。

酒場に限らず、飲食店には「イベント仕事をするためのヒントがたくさん詰まっているなぁ」、なんて事を最近改めて感じています。基本的にイベントの仕事は単発の現場が多く、打ち上げ花火のように一発で決めなければいけないような感覚が私にはあります。そして本番の何倍もの時間を準備にあてるわけですが、「イベント仕事って、ほぼ準備なんですよ…、ホホホ」なんて思いながら、日々粛々と準備をしています。そして、その準備の中で多くの選択を迫られます。本番でお客さんの反応をみて臨機応変に調整できる事ってすごく限られているため、想像力をフル稼働させ、本番の様子をイメージしながら、小さな選択を積み重ねます。準備期間が長ければ長いほど、本番のイメージがぼやけだし、本来の目的を見失いやすくなったりする事もよくある話です。 準備期間中の舵取りこそが私たちイベント屋の一番大切な仕事なのかもしれない です。だけど、そんなかっこいい事を言ってはみても、すぐに考えが煮詰まり、迫り来る期限の数々に舵取りどころじゃなくなるわけです。(私の場合)

煮詰まるといっても、誰かに相談したら、「なんで悩むの?」「どっちでもいいじゃん」と言われるような小さな選択のほうが、余計に一人で悶々とすることが多いです。赤がいいのか、青がいいのか、別にどっちでもいいのか、そんなことより他にやるべき事が山積みなんじゃないのか…。頭の中を無数の選択肢がループをし始めます。だけど、頭を抱えたままで何かが解決することや、ヒントを見つけることってあまりないですから、 そういう時は悩むことを一旦放置して、会社を出て街に繰り出します 。(私の場合)

お腹を空かせて、美味しいご飯とお酒を前にすると、毎日が「本番」である飲食店から見えてくることが沢山あります。日々お客様のニーズに応え、その土地の性質に合わせ、いい塩梅のテンションをキープしつつ、時代や流行も取り入れ、その店それぞれのこだわりを守り、日々店を維持する。そこには 待ったなしの「今」 が詰まっていて、それだけでも沢山のヒントが見えてきます。それに加え、みなさん「本番中」に悶々と悩んでいる暇などなく、テキパキと動きながら考え、店が終わってもまた明日やってくる「本番」に向け、短い準備時間で動きながら考え決断するスタイル。頭でこねくり回すより、 その時々の空気を読み感覚でスパッと判断することの大切さや、行動の早さがいかに大切か を再認識します。そして、私はというと、美味しいご飯とお酒に酔いしれ、なにかヒントを得られたような気持ちになり、気持ちだけが大きくなり、気がつくと明日のことも忘れ、1軒、2軒、3軒…と街を彷徨いつづけ、何を迷い悩んでいたかも忘れ、しまいには財布や携帯を忘れたまま帰宅する始末。こうやって人様に迷惑をかける日々です。これも大切なプロセスのひとつとご理解いただき、ハノイの皆様どうかお手柔らかに、お願いします。

<文責:AAB 五十嵐珠実>

著者紹介
平櫛開三 HIRAGUSHI KAIZO
1987年に株式会社AABを日本(大阪)に設立、その後、2006年にAAB VIETNAMを設立。

AAB VIETNAMはイベント関連事業全般を業務範囲とする。日本の公官庁や自治体、ベトナム進出の日系企業等の顧客を持ち、各種式典(竣工式などのオープニングセレモニー、周年記念など)やPRイベント(新商品発表会や日本の物産展、商談会や観光誘致プロモーションなど)、会議、展示会、各種パーティーからエンターテインメント(ベトナム人歌手のライブショー、ファッションショーなど)までを幅広く手掛け、ベトナムにおけるイベント専門会社の中でもトップクラスの規模を誇る存在に成長させた。

2018年より日本及び海外拠点(ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、フランス)の統括管理責任者として、グループのCEOに就任。ベトナムの日本人向け媒体に「イベントオヤジの独り言」を連載した。


◆連絡先

AAB VIETNAM

平櫛直通TEL:090-262-0066

hiragushi@aab.co.jp
イベントオヤジの独り言
その他の記事はこちら>
© Viet-jo.com 2002-2026 All Rights Reserved. 
※VIETJOベトナムニュースは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。 免責事項
新着ニュース一覧
テトの繁忙期を迎える魚の炭火焼き、職人は昼夜大忙し (10:06)

 テト(旧正月)が近づくと、宴席用やテト期間に備えた保存用として、海の魚の炭火焼きの需要が高まる。これに伴い、北中部地方クアンチ省のクアベト村で魚を焼く仕事に従事する人々は、平常時よりも一層忙しくな...

世界とアジアのベストデスティネーション26年版、ハノイが世界4位 (7日)

 世界最大の旅行プラットフォーム「トリップアドバイザー(Tripadvisor)」は、トラベラーズチョイスアワードの「ベスト・オブ・ザ・ベスト・デスティネーション」2026年版を発表した。  これは、過去12か月間...

「グリーンパラダイス・テトフェスト」、カンゾーで7日から (7日)

 ホーチミン市の旧カンゾー郡で、テト(旧正月)を祝う大規模イベント「グリーンパラダイス・テトフェスト(Green Paradise Tet Fest)」が開催される。同イベントの枠組みで、熱気球フェスティバルも催される。 ...

党大会後初外遊のラム書記長、ラオスでトンルン書記長と会談 (6日)

 トー・ラム書記長とファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長は、ラオスを同時訪問した。ラム書記長は首都ビエンチャンで5日、トンルン・シースリット国家主席 兼 ラオス人民革命党中央委員会書記...

ベトジェットエア、「アジア太平洋航空金融センター」設立を発表 (6日)

 国内最大手の格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)とホーチミン市ベトナム国際金融センター(VIFCホーチミン=VIFC-HCMC)の運営機関はこのほど、「シンガポール・エ

日本でベトナム語能力検定試験を実施へ、ハノイ師範大学 (6日)

 ハノイ市のハノイ師範大学はこのほど、日本でのベトナム語能力検定試験とベトナム語能力証明書の発行について、日越経済協力促進協会(VJECPA)と提携して実施することに関する決定を同協会に手渡した。  決...

ハノイ:技術取引所とデジタル転換市場を開設 (6日)

 ハノイ市科学技術局は3日、ハノイ技術取引所(HanoTEX)とデジタル転換市場(DTMarket)を立ち上げた。これは、実効性を重視した科学技術市場の構築を目的としたもので、技術を経済社会の価値創出に結び付ける取り...

韓国語能力試験を大学入試に活用可能に、香港に続く2例目 (6日)

 韓国教育省傘下の国立国際教育院は3日、ベトナムで2026年から韓国語能力試験(TOPIK)の成績を大学入学に必要な外国語科目の点数として活用できるようになったと発表した。  ベトナム教育訓練省が1月12日に決...

輸入混乱で食品安全の新規定を一時停止、4月15日まで旧規定適用 (6日)

 政府は4日、決議第9号/2026/NQ-CPを公布し、食品安全法をガイダンスする1月26日付けの政令第46号/2026/ND-CP(即日施行)、および食品製品の公表・登録を規定する1月27日付けの決議第66.13号/2026/NQ-CP(即日施行...

ラム書記長特使として訪中のチュン外相、習国家主席と会見 (6日)

 トー・ラム書記長の特使として中国を訪問したレ・ホアイ・チュン外相は4日、習近平(シー・ジンピン)総書記 兼 国家主席と会見した。  習国家主席は、1月に開かれた第14回ベトナム共産党全国大会の成功と、...

ベトテル、シンガポールに駐在員事務所を開設 (6日)

 国防省傘下のベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル=Viettel)は4日、シンガポールに駐在員事務所を開設した。  同事務所は、デジタルインフラ連携や国家規模のデジタルトランスフォーメーション(DX)展開...

ハノイ~クアンニン間高速鉄道、ビンスピードが投資主に (6日)

 東北部地方クアンニン省人民委員会はこのほど、ハノイ~クアンニン間高速鉄道プロジェクトの投資方針を承認した。投資主として、不動産開発を中核とする民間複合企業ビングループ[VIC]

ホーチミン:メトロ1号線、テト2日間は運賃無料に (6日)

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイティエン間)を運行する同市メトロ1号線有限会社(HURC1)は、テト(旧正月)に合わせて、新暦2月16日と17日(旧暦12月29日と1月1日)の2日間、同路線を無料で運...

ダナン:ドラゴン橋、テトに10夜連続で噴水・ファイヤーショー (6日)

 ダナン市人民委員会は、2026年のテト(旧正月)期間中のロン橋(ドラゴン橋=ドラゴンブリッジ)の噴水・ファイヤーショーおよびハン川橋の旋回スケジュールを発表した。  新暦2月13日から22日まで(旧暦12月26...

APACの26年旧正月旅行動向、人気旅行先にベトナム3都市 (6日)

 世界最大級の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム(Booking.com)」は、アジア太平洋(APAC)地域における2026年の旧正月の大型連休の旅行動向を発表した。  同ランキングは、2026年1月6日から1月13日まで...

©VIETJO ベトナムニュース 2002-2026 All Rights Reserved