昨年末、米IBMのPC事業部門を12億5,000万米ドルで買収した中国の聯想集団(Lenovo Group Ltd.=レノボグループ)がベトナム携帯電話機市場に参入する。
レノボグループは5月初めにも価格帯160万~990万ドン(約1万700~6万6,000円)のGSM方式の携帯電話5機種を発売し、その後15~20機種を順次投入する。ベトナムにおける総販売代理店はハノイに本社のあるDKDハイ-テク社。
ベトナムの携帯電話機販売シェアでは、ノキアが根強い人気を維持しトップを走っており、続いてサムソン、ソニーエリクソン、モトローラの順となっている。またレノボグループは今後、IBMブランドによるパソコン販売も行なう計画。