イタリアの建設資材メーカー、マペイ社は10月31日、南中部クアンナム省チューライ開放経済区で建設資材用の化学品生産工場の操業を開始した。これは同社初のベトナム工場で、アジアではシンガポール、マレーシア、上海、広州に次いで5番目の工場。投資額は約500万米ドル(約5億8000万円)。
同工場ではセラミックタイル生産、セメント生産、建設、地下工事などの工業分野で使用される12種類の化学品を生産する。同社の化学品はすでに、ベトナムの水力発電所・工場・ビルなどの建設現場で使用されている実績があるという。