インドの鉄鋼メーカー大手タタ・スチール、ベトナム鉄鋼総公社(VNスチール)、ベトナムセメント総公社(VICEM)の3社は13日、北中部ハティン省のブンアン経済区内に鉄鋼コンビナートを建設することで合意した。総投資額は50億米ドル(約5400億円)。3社は合弁で資本金5000万米ドル(約54億円)の株式会社を設立し、タタが65%、VNスチールが30%、VICEMが5%の株式を保有する。建設は3段階に分けて実施する。第1期の終了する2011年までに年産能力460万トンの鉄鋼コンビナートを建設する予定だ。
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