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ハイフォン:ラックフエン港が開港、日越初の官民連携事業

2018/05/15 16:50 JST配信
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 紅河デルタ地方ハイフォン市のラックフエン港で13日、新コンテナターミナル(Haiphong International Container Terminal=HICT)の開業式典が開催され、グエン・スアン・フック首相や梅田邦夫駐ベトナム日本国特命全権大使らが来賓として出席した。

 HICTはハイフォン市から北東に25km離れたカットハイ郡カットハイ町に位置し、44.9haのコンテナヤードがある。北部で最初の大水深ターミナルで、貨物取扱能力1万4000TEU(20フィートコンテナ換算)、積載重量トン16万DWT級のコンテナ船が接岸できる埠頭2本(全長750m)を有する。年間コンテナ取扱能力は110万TEU。

 この港の完成により、コンテナ船がベトナム北部と北米や欧州を直接結ぶ大型船の寄港が可能となるため、輸送日数の短縮や輸送コストの削減にもつながり、競争力が高まることが期待されている。これまでは中継港での積み替え作業が必要だった。

 同港は、タンカンサイゴン(サイゴンニューポート)総公社が51%、商船三井(東京都港区)が17.5%、台湾のワンハイラインズ(Wan Hai Lines)が16.5%、伊藤忠商事(東京都港区)が15.0%を出資して設立した合弁企業のハイフォン・インターナショナル・コンテナターミナル・カンパニー・リミテッド(Haiphong International Container Terminal=HICT)が投資主となり、民間事業者として敷地を借り受けてコンテナターミナルを運営する。

 HICTの開業は、ラックフェン港自体の開港ともなる。ラックフェン港建設プロジェクトは、日越政府間で最初の官民パートナーシップ(PPP)方式の事業となっており、ベトナム政府が日本政府からの円借款により、航路浚渫をはじめ、埋立、護岸、防砂堤、防波堤、カットハイ島までの海上橋およびアクセス道路などの各種建設工事を行った。

 国際協力機構(JICA)は同事業に対し、2011年からこれまで合計1141億2000万円(港湾部分:652億6200万円、道路・橋梁部分:488億5800万円)の円借款供与締結契約を結び、日本技術活用案件(STEP)として、工期を短縮するための地盤改良工法(深層混合処理工法)や鋼管矢板井筒基礎などの日本の優れた技術を活用し、インフラ建設を進めてきた。

[VOV,20:24, 13/05/2018,O].  © Viet-jo.com 2002-2018 All Rights Reserved.  免責事項
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