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イキガイ商業ベトナム(Ikigai Vietnam)と明治ホールディングスのグループ会社でタイを拠点に牛乳・乳製品を製造・販売しているCPメイジ(CP-Meiji)はこのほど、ベトナムでの明治の乳製品販売に関する契約を締結した。
当面は、生乳、ヨーグルト、ヨーグルト飲料の3種類の製品を、地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下のスーパーマーケット「ビンマート(VinMart)」やイオンモール、高級食品店などで販売し、品質確保を優先させ、条件が整った段階で販売網を拡大する。
CPメイジによると、同社製品の販売業者には運搬や保管、検品、出荷など5つのプロセスで厳しい検査をパスしなければならない。イキガイ商業のグエン・トゥー・ザン社長は、運搬や保管のプロセスで製品の品質保持のために必要な投資を行い、CPメイジの確認検査をパスしたことを明らかにした。
ベトナム乳業協会(Vietnam Dairy Association)によると、国内市場では飲用乳が年間20億L消費されている。このうち生乳が30%、粉乳を液体状の飲用乳に加工した還元乳が70%を占めている。