![]() (C) mekongasean ![]() |
コーヒーチェーン「キングコーヒー(King Coffee)」と地場ティンタイングループ(Tin Thanh Group)はこのほど、米国のサウスカロライナ州でタイヤ工場の建設に向けた地鎮祭を行った。
キングコーヒーの創立者 兼 社長であるレ・ホアン・ジエップ・タオ女史は、今回の提携は米国における両社の戦略的協力の重要なステップだと述べた。また、キングコーヒーはこの提携により、米国での競争優位性をさらに高めることができると期待を寄せた。
一方、ティンタイングループのチャン・ディン・クエン会長は、今回の協力は現地の雇用創出に加えて、サウスカロライナ州の社会経済発展にも貢献するとの見方を示した。
キングコーヒーは2016年から米国のコーヒー市場に参入しており、2021年にカリフォルニア州アナハイムリゾート地区で1号店をオープン。また、米国でフランチャイズの準備も進めている。
ティンタイングループは2009年の設立で、環境や燃料、エネルギー、ハイテク農業などの事業を手掛けている。同社は現在、ベトナムと米国の33以上の大規模工場に再生可能エネルギーを供給している。
なお、キングコーヒーのタオ女史は、地場大手コーヒーメーカーであるチュングエングループ(Trung Nguyen Group)のダン・レ・グエン・ブー会長の元妻。