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ベトナム市場では、オートマチック(AT)車の普及に伴い、新たに発売されるマニュアル(MT)車の車種が日に日に減少している。
国内市場に出回っているDセグメントでは、トヨタ・フォーチュナー(Toyota Fortuner)を除き、マニュアルトランスミッションを搭載する車種は完全に姿を消した。
Cセグメントをみると、マニュアルトランスミッションを搭載する車種は、◇起亜K3(Kia K3)、◇現代エラントラ(Hyundai Elantra)、◇ニューMG5 MT(New MG5 MT)の3車種のみとなっている。
AT車が人気を集める理由として、◇MT車と比べて渋滞時の運転が容易なこと、◇運転免許の取得が比較的簡単なことなどが挙げられる。
一方、長距離を走行する場合は、MT車の方がAT車よりも燃費が良く経済的だが、都市部の中だけを走行する場合、この違いはそれほど大きくない。
なお、トヨタベトナム(Toyota Vietnam=TMV)の発表によると、セダン「ヴィオスE MT(Vios E MT)(MT車)と「ヴィオスE CVT(Vios E CVT)」の燃費はいずれも5.8L/100kmとなっている。