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(※本記事はVIETJOベトナムニュースのオリジナル記事です。)
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ベルリン:日本や中東とミックス、他国と巧みに共存するベトナム
若かりし頃、東ドイツで働いていた思い出について、今は故人となられた高齢のアパートのオーナーが語ってくださったことがある。その頃、オーナーと同じように労働者として東ドイツに派遣され、共に働いた同郷の仲間が多かったという。ベルリンの壁崩壊は1989年。それ以前から、ドイツには多くのベトナム人が住んでいたようだ。当時から住み続け、定着している人もいるに違いない。ドイツに根付くベトナムを見ようと、オーナーがかつて住み、働いていたベルリンを訪れた。
東ドイツのベトナム人労働者たちも目にしたであろうベルリンの壁
すしとベトナム料理
ベルリンでは、居住者、観光客問わずベトナム人とよくすれ違う。通りでは、ベトナム料理店も頻繁に見かける。現地のベトナム料理店で面白いのは、すしも取り扱う店が多い点だ。ドイツ人好みなのか、アジアでひとまとめになっているのか、その理由は不明だが、のり巻きだけでなく握りずしもあり驚くほど本格的だ。
ドイツのベトナム料理店を象徴するかのような店名