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- Q1のBCI52.8ポイントで22年Q4以降最高
- 7割が今後5年のベトナム事業見通しを楽観
- 5割が売上高と受注数が増加すると回答
在ベトナムヨーロッパ商工会議所(ユーロチャム)がベトナムに進出している欧州企業を対象に実施した2024年第1四半期(1~3月期)業況判断指数(BCI)の調査結果によると、同期のBCIは52.8ポイントとなり、前期から+6.5ポイント上昇した。四半期として2022年第4四半期以降で最高となった。
ベトナム経済の第2四半期(4~6月)見通しを楽観視している企業の割合が前期比+6%pt増の45%に拡大した一方で、悲観視していると回答した企業の割合は10%にとどまっている。
企業の50%余りが「2024年4~6月の売上高と受注数が増加する」、40%が「従業員数を増やす」と答えた。「投資額を減らす」と回答した企業の割合は前期の23%から15%に縮小。71%が今後5年のベトナム事業見通しを楽観視している。
また、調査対象企業の37%が煩雑な手続きの改善、34%が法的環境の強化、28%が交通インフラの改善を求めると回答した。