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- EVNは第1ニントゥアン原発の投資主に
- PVNは第2ニントゥアン原発の投資主に
- 31年末までにプロジェクト完了
原子力発電所建設指導委員長を務めるファム・ミン・チン首相は4日、同委員会の会合を開き、商工省傘下のベトナム電力グループ(EVN)とペトロベトナムグループ(PVN)の2社を原子力発電所建設プロジェクトの投資主に指定した。
原子力発電所開発計画は2009年に国会で原則承認された。南中部沿岸地方ニントゥアン省内2か所に100万kW級の原子力発電プラントを2基ずつ建設する計画で、第1ニントゥアン原子力発電所(トゥアンナム郡=huyen Thuan Nam)はロシア、第2ニントゥアン原子力発電所(ニンハイ郡=huyen Ninh Hai)は日本の支援をそれぞれ受けていた。
首相の指定により、EVNは第1ニントゥアン原子力発電所の投資主、PVNは第2ニントゥアン原子力発電所の投資主を務めることになる。
同プロジェクトに参画する海外パートナーの選定について、首相は同2社をはじめとする関連機関・組織に対し、2月末までにミッション団を海外に派遣して海外パートナーと交渉するよう指示した。
首相は、2031年末までに同プロジェクトを完了し、可能であれば建国85周年と党創立100周年にあたる2030年末までに完了するよう求めた。