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- ビンフー工業団地で自動棚生産工場を落成
- 延床面積2万m2、年間能力3万t
- スマート倉庫向けの自動棚製品を生産
棚の製造販売を手掛けるビナテックグループ(Vinatech Group)は1日、西北部地方ホアビン省ホアビン市ビンフー工業団地内で自動棚生産工場を落成した。
同工場は延床面積2万m2で、年間能力は3万tとなる。ロボット溶接機やレーザー切断機、静電塗装ラインなどを導入し、品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO 9001:2015」を満たしている。
同工場では、自動倉庫システム(AS/RS)や4方向シャトルシステム、倉庫管理システム(WMS)など、スマート倉庫向けの自動棚製品を中心に生産する。
人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)、WMSの活用により、倉庫空間を最適化し、在庫管理のリアルタイム化やコスト削減を実現する。
工場の落成と同時に、経営資源の有効活用の観点から企業全体を統合的に管理し、経営の効率化を図る企業資源計画(ERP)システム「SAP S/4HANA」の運用も開始した。
このERPシステムは、ベトナムを代表するIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)子会社であるFPT情報システム(FPT IS)の協力により導入された。