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- 「ペイバース」と「ザロペイ」が連携
- 韓国で「ザロペイ」を通じて決済可能に
- 外国人向け決済サービスの提供エリア拡大
韓国の決済代行事業者Eロムネット(eromnet)は7月29日、自社プラットフォーム「ペイバース(PayVerse)」が、地場総合インターネットメディア運営大手VNGコーポレーション[VNZ](VNG Corporation)のモバイル決済アプリ「ザロペイ(ZaloPay)」と連携したと発表した。
ペイバースは、クレジットカード会社や銀行などの決済事業者と加盟店の間で決済利用の承認などを行う電子決済プラットフォームだ。日本や中国をはじめとした140か国以上の決済事業者とサービス連携しており、ベトナムの提携先には「VTCペイ(VTC Pay)」を提供するベトナム科学技術省傘下のベトナムマルチメディア総公社(VTC)やベトナム投資開発銀行[BID](BIDV)などがある。
今回の提携によりペイバースは、QRコード「ベトQR(VietQR)」を含むザロペイの決済や送金サービスに対応していく予定だ。ザロペイの利用者は、韓国でもペイバースに対応する店舗で同アプリを通じて決済できる。一方、韓国企業にとってはベトナム現地で消費者が選択できる決済サービスの幅を広げ、利便性の向上を図ることができる。
Eロムネットは「ザロペイとのパートナーシップを通じて、ペイバースが提供する外国人向け決済サービスの提供エリアをより広げることができた」と述べている。