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- ベンタイン駅側に200m延伸、1号線と接続
- 調整後のメトロ2号線の総延長約11.27km
- 自動運転レベル、最高水準の「GoA4」に
ホーチミン市人民委員会は、同市都市鉄道(メトロ)2号線(ベンタイン~タムルオン間)について、路線計画および関連施設の位置の調整方針を承認した。調整後のメトロ2号線は、ベンタイン駅側に約200m延伸し、メトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)との一体的な接続が実現する。
同市メトロ管理委員会(MAUR)によると、調整後のメトロ2号線の総延長は約11.27kmとなり、始点はベンタイン駅、終点はタムルオン車両基地(デポ)となる。路線は市内の14街区を通過し、一部の駅周辺では用地の範囲を調整するが、主に公共用地を活用し、住宅用地の新たな収用は行わない。
今回の調整は、メトロ1号線との円滑な乗り換えと、将来的なメトロ網の統合運用を目的としたものだ。あわせて、メトロ2号線は自動運転レベルを最高水準である「GoA4(レベル4)」に引き上げ、運転士や車内要員を置かない完全自動運転方式を採用する。
同プロジェクトは、国会決議第188号/2025/QH15に基づく特別制度を適用する初のメトロ事業となる。資金面では、従来の政府開発援助(ODA)方式から公共投資方式に移行しており、投資総額は約57兆VND(約3400億円)に引き上げられる見通しだ。
ホーチミン市は、2026年1月15日までに全線を着工する計画だ。現在は、プロジェクト調整に関する各種手続きを進めるとともに、駅および車両基地周辺における公共交通指向型都市開発(Transit-Oriented Development=TOD)の基準となる中心点の確定作業を進めている。
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