![]() (C)Markettimes |
- 年末までに印でショールーム35店舗展開
- チェンナイ市店舗は印35店舗中で最大
- 「VF 6」と「VF 7」の2車種を展示販売
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)はこのほど、インド南部タミル・ナードゥ州チェンナイ市に新たなショールームをオープンした。
ビンファストは2025年末までに、インド国内の27都市にショールーム35店舗の展開を目指しているが、今回のショールームはその中でも最大規模のもので、同社にとってインド市場における販売網拡大に向けた重要な一歩となる。
同ショールームは、業務提携関係にあるインドの自動車販売会社のマンサロバー・モーターズ(Maansarovar Motors)が運営する。店舗面積は430m2超で、ビンファスト製のスポーツ用多目的車(SUV)である「VF 6」と「VF 7」の2車種を展示販売する。
また同社は、販売網拡大と並行して、インド大手のEV充電・アフターサービス事業者であるロードグリッド(RoadGrid)、同国最大級の自動車アフターマーケットサービス企業であるマイTVS(myTVS)、同国大手ロードサービス・カスタマーサポート事業者であるグローバルアシュア(Global Assure)と提携し、充電ステーションやアフターサービス網の整備を進めている。
さらに、クリーンテクノロジー企業のバットエックス・エナジーズ(BatX Energies)と連携し、バッテリーリサイクルおよび循環型バリューチェーンの構築にも取り組んでいる。