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- 国際金融公社からSLLにより計2億USD調達
- ハイフォン市の工場を増設
- 40年までにカーボンニュートラル達成へ
韓国の部品メーカーであるLGイノテック(LG Innotek)は、世界銀行(WB)グループの国際金融公社(IFC)から、サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)により計2億USD(約300億円)を借り入れた。
同社はこれに先立つ2024年、北部紅河デルタ地方ハイフォン市の工場を増設するため、IFCに対してSLLによる資金の借り入れを申請していた。
同社は工場で使用する電力の100%を再生可能エネルギーにする国際的なイニシアチブ「RE100」を2030年までに、またカーボンニュートラルを2040年までに、それぞれ達成する目標を掲げている。
実際、2024年には本社がある韓国内外の事業所で使う電力の60%近くに相当する638GWhを再生可能エネルギーに転換した。ベトナムと韓国の2拠点では、すでにRE100を達成しているという。