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- 全長約53km、投資総額約5000億円
- 25年末着工、28年7~9月商業運行開始
- ベンタインからカンゾーまで約13分に
地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)のファム・ニャット・ブオン会長が設立したインフラ投資会社であるビンスピード(VinSpeed)は、ホーチミン市の市街地と旧カンゾー郡の埋め立て沿岸都市区を結ぶ都市鉄道(メトロ)路線(ベンタイン~カンゾー間)の建設計画について、環境影響評価報告書を政府に提出した。
報告書によると、同案件の投資総額は約85兆6500億VND(約5000億円)で、2025年末に着工、2028年7~9月に商業運行を開始する見通しだ。
同路線は全長約53kmで、最高設計速度は350km/hとなる。ベンタイン駅を起点とし、既存のメトロ1号線(ベンタイン~スオイティエン間)と接続する。終点は旧カンゾー郡の埋め立て沿岸都市区に設ける。路線はベンタイン街区、ソムチエウ街区、タントゥアン街区、タンミー街区、ニャーベー村、ビンカイン村、アントイドン村、カンゾー村を通過し、用地面積は約318haに及ぶ。
工事は2期に分けて進められる。第1期では、ベンタイン駅とカンゾー駅の2駅を建設する。第2期では、タントゥアン駅、タンミー駅、ニャーベー駅、ビンカイン駅の4駅を追加する計画だ。
8両編成の列車5本を運行し、乗車定員は600人となる。午前6時から午後11時まで、20分間隔で毎日運行する。
同プロジェクトにより、ベンタイン駅からカンゾーの中心部までの移動時間は約13分に短縮されるほか、約400人の雇用創出も期待されている。
・ ホーチミン:35年までに投資優先のメトロ9路線を公表 (2025/11/05)

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