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観光不動産開発を中核とする地場系コングロマリット(複合企業)サングループ(Sun Group)と、シンガポールの空港運営会社であるチャンギ・エアポート・インターナショナル(Changi Airports International=CAI)は21日、南部メコンデルタ地方アンザン省のフーコック国際空港の管理・運営に関する戦略的協力合意書に署名した。
CAIは2027年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)に向け、フーコック国際空港を5つ星基準の「エアポート・デスティネーション」モデルとして開発する。
世界最高水準の空港運営ノウハウを導入
CAIは、設計段階から管理・運営に至るまで、サングループを一貫して支援する。国際線のネットワーク拡大を図るとともに、世界トップクラスの小売店や飲食店、免税店が集まる商業エコシステムを構築する。
CAIが運営するシンガポールのチャンギ空港は世界トップ3の空港として、5つ星空港と評価されており、2025年には約7000万人の旅客を受け入れた。CAIによるノウハウ導入で、フーコック国際空港は交通インフラの枠を超え、観光やショッピングを楽しめるベトナムで先駆的な「エアポート・デスティネーション」となることが期待される。
APEC2027に向けた空港拡張プロジェクト
現在、サングループは2027年のAPECに向け、同空港の拡張プロジェクト(規模1050ha)を急ピッチで進めている。第2滑走路や国際線第2旅客ターミナル(T2)、VIPターミナルを建設し、年間旅客処理能力を2400万人に、将来的には5000万人へと引き上げる。
T2のデザインは「火の鳥」をモチーフにしており、シンガポールの建築設計事務所CPGコンサルタンツ(CPG Consultants)やフランスのエンジニアリング会社アルテリア・エアポート(Artelia Airport)などが設計を担当。生体認証システムなどの最新技術が導入される。
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