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地場飲料メーカーのAPビバレッジ(AP Beverage=APBev)はこのほど、東南部地方ドンナイ市のソナデジ・ザンディエン工業団地に清涼飲料工場を建設するため、全体で8000万USD(約128億円)を投じたと発表した。
同工場の敷地面積は3万1000m2で、年間生産能力は3億0500万Lを見込む。第1期は7000万Lを予定している。
同社のブイ・ミン・ニュット戦略担当ディレクターによると、ベトナムの飲料市場は年平均+8%のペースで成長している。2030年までにボトル入り清涼飲料市場の規模は55億~60億USD(約8800億~9600億円)に達する見通しだという。
米国の市場調査会社ニールセンIQ(NielsenIQ)のレポートによると、ベトナムの消費者の86%が量より質を重視している。特にZ世代(1997~2010年ごろ生まれ)やアルファ世代(2010年代以降生まれ)が、新しい味や糖分控えめで栄養価の高い健康的な飲料のトレンドを牽引している。
これを受け、APビバレッジは2030年までに全国50万か所の小売拠点を構築する目標を掲げるほか、ベトナムの工場から5か国への輸出も目指す。2030年以降は販売量を年間1億5000万Lに引き上げ、ベトナムの人口の少なくとも20%に同社製品を利用してもらうことを目指す。
ベトナムの清涼飲料市場は安定して成長しており、2023年の市場規模は161兆3000億VND(約9800億円)に達した。2023~2028年の期間には年平均+7~9%のペースで成長すると予測されている。
消費者の健康志向の高まりや、企業による継続的な製品革新、現代的な流通チャネルや電子商取引(eコマース=EC)の拡大が、今後のさらなる市場成長を後押しすると期待されている。
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