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米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)の2026年1~3月期レポートによると、ホーチミン市ではマンションの新規供給戸数が減少した一方、一次市場の平均販売価格は過去最高の1m2あたり約7300USD(約117万円)に達した。
同期における同市のマンション新規供給戸数は約1200戸で、前期比▲62%減、前年同期比▲47%減となった。供給の80.3%を東部が占め、セグメント別では超高級物件が72%、高級物件が28%を占めた。中級・低価格帯の物件はほぼ皆無となっている。
供給不足の中で一次市場の平均販売価格は前期比+19%増、前年同期比+53%増と急騰した。価格高騰に加え、物件タイプの選択肢の少なさや借入コストの上昇も重なり、購入者の買い控えを招いた。新規成約戸数は1000戸未満にとどまり、前期比▲74%減、前年同期比▲31%減と大きく落ち込んだ。
一方で、旧ビンズオン省や旧バリア・ブンタウ省などの衛星都市が新たな成長エリアとして浮上している。これらの地域では7000戸超の新規供給と6100戸超の成約が記録され、インフラ接続の改善や手頃な価格設定が需要を牽引している。
注目を集めた新規物件には、地場系新興不動産会社のマステライズ・グループ(Masterise Group)傘下のマステライズ・ホームズ(Masterise Homes)が手掛ける「マステリ・コスモ・セントラル(Masteris Cosmo Central)」や、高級区分に特化した不動産デベロッパーのサンシャイングループ[KSF](Sunshine Group)による「サンシャイン・スカイ・シティ(Sunshine Sky City)」などがある。
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