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ベトナムの26年GDP成長率予測、UOB+8.5%・ADB+7.2%

2026/07/10 16:10 JST配信
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 アジア開発銀行(ADB)とシンガポール系ユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)は、ベトナムの経済見通しを発表した。ADBは2026年の国内総生産(GDP)成長率予測を東南アジアで最高となる+7.2%に据え置いた一方、UOBは1~6月の好調な実績を受けて従来の+7.0%から+8.5%へと大幅に上方修正した。

AI需要とFDIが成長牽引、UOBは予測を上方修正

 UOBのレポートによると、ベトナムの1~6月のGDP成長率は+8.18%に達した。人工知能(AI)関連の需要拡大を背景に製造業が成長を牽引している。海外直接投資(FDI)認可額も前年同期比+61%増の347億USD(約5兆6000億円)となり、サプライチェーン多様化の恩恵を受けている。

 平均インフレ率は+4.38%と政府目標の+4.5%未満に抑えられており、UOBは、ベトナム国家銀行(中央銀行)が年末まで政策金利を据え置くと予想している。また、UOBは、2026年9月にベトナム株式市場が新興国市場へ格上げされることが、海外間接投資(FII)の流入を後押しすると見込んでいる。

ADBは+7.2%で東南アジア首位と予測

 一方、ADBは8日に発表した「アジア経済見通し(Asian Development Outlook=ADO)」に関するレポートの中で、製造業や輸出、安定した内需が成長を支えるとして、2026年の成長率を東南アジアで最高となる+7.2%に据え置いた。

 インフレ率については、公共投資の推進などが内需を刺激し、2026年は+4.0%に上昇すると予測している。分野別では工業が+7.7%、サービス業が+7.5%の成長を見込んでいる。

 中東紛争に伴うエネルギー価格の変動がリスク要因となる中、ADBは持続可能な投資を支援するため、社債市場の強化が長期的な資金供給源として不可欠だと指摘している。


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