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ベトナム鉄道総公社(Vietnam Railways=VNR)は11日、国営の「ベトナム国家鉄道グループ(Vietnam National Railway Group=VNR)」に正式に移行した。
親会社は国が資本金を100%保有する有限会社となる。同日付けでハノイ市財政局から企業登録証明書の交付を受けた。新体制では、これまでのベトナム鉄道総公社のすべての権利・義務・責任を引き継ぐ。
主要事業と2030年までの成長目標
同グループは、鉄道輸送、鉄道建設・保守、鉄道工業・サービスを中核事業とする多角的な経済グループを目指す。2030年までに、デジタル技術を活用し、経済協力開発機構(OECD)のコーポレートガバナンス原則を全面的に導入し、近代的かつ透明性の高い運営を確立する。
また、2026~2030年の戦略目標として、連結売上高を2026年の11兆7700億VND(約710億円)から2030年には17兆2320億VND(約1040億円)へ、税引前利益を1500億VND(約9億1000万円)から2040億7000万VND(約12億4000万円)へと引き上げる計画を掲げている。
さらに、2035年までに国内大手の鉄道事業グループへと成長し、国際複合一貫輸送や物流の中核を担うことを目指す。
再編の経緯と法的根拠
この移行は、政府が2025年12月31日に公布した政令第366号/2025/ND-CP、および首相が2026年3月27日に公布した同公社の再編案を承認する決定第498号/QD-TTgに基づくものだ。
2026年3月には、財政省が同公社の体制を再編し、必要な要件を満たす親会社への移行を提案していた。同グループの会員評議会は8月10日に組織・活動規約を定める決定を下し、今回の正式な移行に至った。
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